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【勝手に人生相談 No.554】義母が同居を望んでいる ( 東京都 50代女性)
▼ご相談内容▼
遠く離れた土地に住む83歳の義母は、7年前に義父が他界してから一人暮らし。
帰省すると、独居の不安、墓や家の問題、私たち夫婦と同居を望む言葉が続きます。
同居は物理的に無理で、私も望んでいないのですが、そうも言えず、このまま帰省の度に核心に触れない不毛な会話を続けていてよいものかと悩みます。
▼やまのぼ回答▼
人生において何事も、上手く成就できるチャンスというタイミングがあります。そして、それは往々にして、過ぎ去ったときに、逃したことに気づき後悔するものです。
あなたは、いまその絶好のタイミングにいることに気づくことです。
義母が、元気でおられるときに、決めておくべきことは決めておくことがベストだと思います。この先も避けて通れない道なのですから、いま、はっきりしておいた方がいいと思います。
義母と、あなたがたご夫婦で、話し合うことです。
多分、義母は、住み慣れたご自分の家に、あなた達が引っ越してくることを望んでおられるのでしょう。そして、あなたは、あなたの今までの生活基盤を守りたいと固執されるのでしょう。
真っ向から、ぶつかり合えば、お話にはなりません。
かといって、できないことはできないのですから、お互いが譲り合いながらも、できるだけ忌憚のない意見で、話し合うべきでしょう。
義母が施設に入ってもらう案もあるでしょう。あなたがたご夫婦の家の傍に義母が、引っ越して来てもらう案も。
今のままでは、ごく近い将来に、義母の老いの進行に、充分な対応ができなくなります。
お互いにできなことばかり、我を張り合っていても、先送りという最悪なシナリオが待っています。
今が、チャンスだという認識を、形にする時です。
これから起きるべき状況をできる限り想像し、その対処方法を、具体的に決めておけば、義母は、もちろんのこと、あなたにとっても、望ましいことだと思います。
それは、物理的なことはもちろん、経済的なことも忘れてはなりません。先送りしても、だれも解決してくれませんから。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.555】兵庫県・60代女性のご相談です。「友達が減っていく」を、予定しております。
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