【勝手に人生相談 No.282】知人へのみやげを私に頼む母 (茨城県・40代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
あなたの優しさと、生真面目さが伝わってくるご相談内容です。お母さまとの仲の良さも、とても感じられ、ほほえましいご関係が、目に浮かびます。
さて、おみやげの本来の意味は、あなたのお考えの通り、ご本人が行かれた、旅行先からの品を指すのでしょうが、なにも、それに限ったことでもありません。
本来、みやげの意味には、知人や縁者の家宅など訪問先へ、訪れる際に感謝を込めて持参する進物のこともあります。でも、こちらは手みやげと言います。
いずれにしても、おみやげも手みやげも、相手先への心使いに変わりはありません。心使いと言う目には見えない情を、形に変えてお届けする品物なのです。
そこで、お母さまにご理解いただけないのなら、あなたの考え方を変えてみましょう。
お母さまから頼まれ、お母さまへお渡しするおみやげは、お母さまへの手みやげと考えるのです。仲のいいお母さまには、常日頃の感謝を込めて、あげればいいことです。立派な親孝行です!
そのみやげの行先は、お母さん次第なのです。あなたが、詮索するから、心が痛むのでしょう。
案外、お母さまは、そのおみやげを、あなたの自慢話のきっかけに使っているのかもしれません。
「これは、わたしの娘のおみやげで、そのおすそわけです」とか、何とか言って、チャッカリ娘自慢をしているかもしれません。
でも、できらば、いまのままの仲良し関係を続けるためにも、その都度旅行計画の報告は、しない方がお互いのためかもしれませんね。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.283】兵庫県・30代男性のご相談です。「イラつく妻と離婚すべきか」を、予定しております。
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