No.1333_【終活は、人生最後の大仕事(ライフワーク)】072_本当に必要になったら、また買えば良いだけ
今回は・・・
「072_本当に必要になったら、また買えば良いだけ」
勿体無いという理由で、使う予定の無い物を保管しておくのは、もうやめよう…汗
今日は、「地図」の処分を考えてみたいと思います。
地図と言っても、山登り用の地図で、
「山と高原地図」というシリーズものの地図なんですが…
丈夫なケースの中に、折りたたんだ大きな地図と
小さなガイドブックがセットで入っているものです。
その他に、2万5千分の1の地形図が
10枚程度あるのです。
これが、なぜか高島屋の紙袋に入れて、
部屋の隅に置いてあるんです。
これらの地図は、「日本百名山」を完登するのが夢だった時に、
買い集めたものなんですが…
もう山に登る予定も無いので、
捨てても問題は無いのですが、
なかなか処分出来ずに、
そのまま置いてある状況なのです。
自分にとっては思い出の品ですが、
家族にとってはただのゴミにしか
見えないのです。
いつまでも、このままにしておくわけにも
行かないので、
思い切って処分してみたいと思います。
さて、今日の作業ではどんな発見や
気付きが得られるのか?
やる前から、ワクワクしています。
□今日終活するところ
→「山と高原地図」等の処分を検討する
◾️やってみた結果・感想
→数を数えてみたところ、「山と高原地図」だけで
27個ありました。
1個ずつ中を開いて確認してみたところ、
ほとんど茶色のカビのようなものが出来ていました。
いつまでも懐かしんでいてもしょうがないので、
もしかしたら、また登りたくなるかもしれない
近郊の山の分だけを残して、捨てることに決めました。
ちなみに、残した近郊の山とは
奥多摩、丹沢、高尾・陣馬
この3つ以外は、すべて処分することにしました。
ちなみに、「尾瀬」の地図を確認していた時に、
今は亡き登山の大先輩、Aさんからの、
山行案内が出て来ました。
Aさんは、いつも手書きの山行案内を、手紙で送ってくれる
優しい方でした。
Aさんのすごいところは、300名山もとっくに登り終えて、
日本中の全ての山に登ろうと計画していたことでした。
本当に山を愛した人でした。
私には、Aさんのような情熱を注げるほどの覚悟は
無かったので、100名山も半分ほどしか登っていません。
今になって思えば、自分はあれほどたくさんの時間と
お金をかけて、一体なんのために山に登っていたんだろう…
不思議でたまりません。
もしかしたら、辛い仕事から(いっときでも)解放されるために、
山へ逃げていたのかもしれません。
今回、ほとんどの地図を捨ててしまいますが、
もし、また山へ登りたくなったら、
あらためて買いなおせば良いだけのことなんです。
そう考えたら、捨てる勇気が湧いて来ました…汗
教訓:一旦全てを手放して、再度必要になったら
あらためて手に入れれば良いんです