英国の画家ターナーの展覧会 2024年

ターナーの展覧会が ロンドンのテートギャラリーの主催で 世界を回っています。
それを見る機会がありました。
ターナーというと 英国を代表する 画家で、
特に  疾走する蒸気機関車とかテームズ川の国会議事堂の火災の絵など  
蒸気とか 空気とか  雲とか  空
の描写は 凄いですね。
今回の展覧会は ターナーに触発された 現代の芸術家たちの作品も同時に見られて楽しかったです。

彼の空の絵など見ると その抽象性は 現代を凌ぐ気がします。
18世紀の生まれの彼が 21世紀を越えるということでしょう。
つまりアートはこの瞬間を超え、自由に 過去と 未来を往来する。
それだけの力がある。
また彼の好んだ英国の風景の元と言えば あまり肥えていない 土や石 である、これを現代の画家 リチャード ロングが 表現した 
ピート泥炭 痩せた土壌の象徴か。
そしてこの土壌も地球の歴史から見れば ある時代の 一つの形態。
そのように考えると人類の行為も全く些細なことである。
とはいえ
ある時にはそれが積み重なって限界を超え破壊的になる。

考え深い展覧会でした。訪れてよかったです。

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noboru
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