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Churという街での不思議な出来事


たまたまスイスのChurという街に行ったので、そこに関連するブログを見ていら、

ある方が、この街のクール大聖堂にいかれて、とてもいい気分なので、「歌っても良いか」と係りの人に聞いたら、「どうぞ」ということなので、上部に移動して、そこで即興でkyrieを歌ったそうです。

係の方がもう一回歌ってくれてと言ってくれたのですが、思い出すことができず二度と歌えなかった、下に降りて、教会の出口に近づくと、そこにいた婦人が涙を流していたそうです、それで自然にハグして、どこからこられたかと聞くと、ドイツのライプツィヒから。。。

ブログを書いた方の直観に従った行動が、すくなくとも二人の方の人生を変えたのではないかと思いました。この宇宙は素晴らしいですね。その方のブログhttps://4travel.jp/travelogue/11680412/ 

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天井が高いのでどんな響きがするのか確かめてみたくなりました。平日の11時、他に誰もいなかったので中にいた係の女性に、ちょっと歌わせてもらえないかと聞く。少しけげんな顔でしたが、「まあ、いいけど」のような返事。彼女にしてみると東洋から来たおじさんがこの歴史ある教会で何をしようというの?と思ったに違いなかったはずです。

おもむろに聖歌隊席がある高さまで右側の階段を登りました。楽譜を持ってないし、ソロなので残響を活かした旋律で歌ったのは「キリエ」。誰の?ではなくその場で浮かんでくるメロディを、残響の加減を聞きながらテンポを変えたりしたオリジナル。
Kyrie eleison
Christe eleison
Kyrie eleison
をそれぞれ三唱ずつメロディを変えて歌うと、不思議なことにどこからか次々とメロディが降りてくるような感じで、最後まで歌いきることができました。係の女性が歌い出しを聴いて礼拝席に。
今もう一度歌えと言われても殆ど覚えていない、というか記憶にない!
何か異次元にいたような感覚でした。。。。。。
歌い終わると一番後ろの席でひとりの婦人が涙を拭っているのが目に入り、階段を下り20mほどの礼拝席を歩いて行くと、両手を広げて近づいてきました。涙を浮かべたままハグしてうなずいているような感じ。聞くとライプツィヒから来たという。どんな事情があって琴線に触れたのかはわかりませんが、歌の力が見ず知らずの人の心の中に入っていく。。。。。
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と このようなご縁をいただくきっけかけなった

私のChurへの旅を載せておきます。



Churの風景