巨人・岡本和が自身初の40号到達!ディグプロ9月15日
今季の日本野球を代表するアーチストが、本塁打数を初めて大台に乗せました。
今回は、9月15日に行われた3試合を振り返っていきます。
※以下一部敬称略、試合順は開始時刻順、同時刻の場合はスポナビ野球速報の表示順に。
ヤクルト対DeNA戦
明治神宮野球場
18:00プレイボール
スコア ヤクルト1-3DeNA
スタメン
ヤクルト DeNA
1 中 塩見泰 1 右 大田
2 一 J.オスナ 2 中 関根
3 二 宮本 3 左 佐野恵
4 三 村上宗 4 二 牧
5 右 サンタナ 5 三 宮﨑
6 捕 内山 6 一 ソト
7 左 濱田 7 遊 大和
8 遊 長岡 8 捕 伊藤光
9 投 E.ロドリゲス 9 投 平良拳
ヤクルトは中13日でE.ロドリゲス、DeNAは中6日で平良拳が先発します。
DeNAは初回、関根と佐野恵のヒットで一死一、三塁のチャンスを作ると、4番・牧の打球がセンターへの飛球となり、犠牲フライで1点を先制します。
しかし、その後2回裏に無死一、三塁のピンチから併殺の間に1点を返され同点に追いつかれます。
試合が振り出しに戻り、1-1で迎えた5回表でした。
DeNAの先頭打者はソト、その4球目でした。スリーボールからのインハイのストレートを引っ張ると、打球はレフトスタンド中段に飛び込む勝ち越しソロに。
と振り返り、日本語で「スゴーイ!」と喜びを表現したソトでした。
援護点をもらったDeNA先発の平良拳は7回1失点の力投で降板。
9回表に宮﨑の20号ソロで点差を2点に広げると、裏の守備では守護神・森原が登板。僅か7球で三者凡退に締め、DeNAが僅差で勝利しました。
勝利投手 平良拳太郎(4勝4敗)
敗戦投手 E.ロドリゲス(1勝4敗)
セーブ 森原康平(2勝1敗13S)
本塁打
DeNA:ソト13号ソロ
宮﨑敏郎20号ソロ
中日対巨人戦
バンテリンドーム ナゴヤ
スコア 中日0-7巨人
スタメン
中日 巨人
1 中 岡林 1 中 梶谷
2 右 後藤駿 2 遊 門脇
3 遊 カリステ 3 右 長野
4 三 石川昂 4 左 岡本和
5 一 ビシエド 5 三 坂本勇人
6 左 細川成 6 捕 大城卓
7 捕 宇佐見 7 一 中田翔
8 二 龍空 8 二 吉川尚
9 投 仲地 9 投 戸郷
中日、巨人共に中6日で仲地、戸郷が先発します。
前回登板時には両投手合わせて239球を投げ合う熱投を演じあった仲地、戸郷でしたが、今回は戦場を名古屋に変えて勝負を始めます。
しかし、今回は決着がつく形に。2回表に巨人は無死一、三塁のチャンスを作ると、この日昇格してきた中田翔の犠牲フライによって先制に成功します。
さらに驚愕すべきは4回表。一死走者無しで打席に入ったのは、巨人・岡本和でした。その初球。甘く入ったスライダーを逃さず捉えると、打球は巨人ファンの待つレフトスタンドに飛び込むソロホームランに。これで岡本和のホームラン数は40本に到達。自身初の大台に、
と、喜びを見せました。
巨人は岡本和の一発を皮切りに、このイニングだけでも坂本勇人、中田翔にホームランが記録されて計3点を追加。中田翔は6回にもツーランを放つなど大暴れを見せ、最終的にチームで12安打7得点を奪取しました。
先発の戸郷は8回無失点の快投で仲地に投げ勝つと、0-7の7点リードで迎えた9回は平内が登板。先頭の高橋周に四球を与えながらも後続を抑えきり、巨人が完封リレーで勝利しました。
勝利投手 戸郷翔征(11勝5敗)
敗戦投手 仲地礼亜(1勝5敗)
本塁打
巨人:岡本和真40号ソロ
坂本勇人20号ソロ
中田翔14号ソロ
中田翔15号ツーラン
広島対阪神戦
MAZDAZoom-Zoomスタジアム広島
18:00プレイボール
スコア 広島6-5阪神
スタメン
広島 阪神
1 中 野間 1 中 近本
2 二 羽月 2 二 中野
3 遊 小園海 3 右 森下翔
4 左 堂林 4 一 大山
5 捕 坂倉 5 三 佐藤輝
6 三 デビッドソン 6 左 小野寺
7 一 マクブルーム 7 捕 榮枝
8 右 田村俊 8 遊 小幡
9 投 床田 9 投 及川
広島は中6日で床田、阪神は及川がプロ初先発します。
広島は先発の床田が初回に二死一、三塁のピンチを招くと、佐藤輝、小野寺に連続タイムリーを浴び2点を先制されます。
しかし2点ビハインドで迎えた3回裏、一死二、三塁の場面で広島・野間が同点の2点タイムリーツーベースを放つと、小園海にもタイムリーが飛び出し逆転に成功、3-2とします。
このままリードを保ちたかった広島でしたが、5回表に床田は一死一、二塁のピンチを創出。なんとか抑えたいところでしたが、大山と佐藤輝に連続タイムリーを許し、2失点で3-4とまたしても逆転を許します。
その後も6回に一度追いついたものの、7回に勝ち越され、裏でまた追いつくシーソーゲームが続き、5-5の同点で8回裏の攻撃を迎えます。
追いついた手前なんとか勝ち越し点が欲しい広島は、マクブルームのヒットから送りバントと暴投で一死三塁のチャンスを作ると、打席にコールされたのは「代打・松山竜」。
今季代打の切り札として躍動しているベテランは阪神・加治屋の6球目を叩きつけると、バウンドの高い打球は前進守備の内野を抜けるセンターへのタイムリーに。
と、暴投で進塁した時の心境を振り返った松山竜でしたが、やはり「流石」の一言に尽きます。
1点リードで迎えた9回は栗林が一死一、三塁のピンチを三振ゲッツーで切り抜け、広島がシーソーゲームを制しました。
勝利投手 島内颯太郎(2勝3敗2S)
敗戦投手 加治屋蓮(1勝4敗1S)
セーブ 栗林良吏(3勝7敗15S)
順位表
パリーグ
順位 チーム名 勝利-敗戦-引分 G差
1位 オリックス 75-46- 4 M07
2位 ロッテ 61-57- 5 12.5
3位 ソフトバンク 63-61- 2 13.5
4位 楽天 60-63- 1 16.0
5位 西武 57-69- 1 20.5
6位 日本ハム 54-72- 1 23.5
セリーグ
順位 チーム名 勝利-敗戦-引分 G差
1位 阪神 80-45- 4 優勝
2位 広島 70-59- 4 12.0
3位 DeNA 66-61- 3 15.0
4位 巨人 64-64- 2 17.5
5位 ヤクルト 52-76- 3 29.5
6位 中日 48-77- 4 32.0
まとめ
岡本和選手、おめでとうございます。ついに40ホーマーを達成しましたね。これだけ毎年好成績を残しているので既に40本を達成したことがあるのかと思いきや、これまでのキャリアハイは39本とギリギリ出来ていなかったんですね。
ヤクルト・村上宗選手が出てきてからはセリーグのアーチスト争いで毎年のように鎬を削っていた岡本和選手ですが、今季は今の所岡本和選手に軍配が上がっています。
昨季オフには「3割・40本・100打点」を目標に掲げていた岡本和選手、目標達成まであと2項目ですが、どちらも射程圏内に入っています。
出典・画像引用元
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