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読めたらすごい!プロ野球選手の難読お名前〜その25〜

 プロ野球選手の難しいお名前を紹介する、「読めたらすごい!プロ野球選手の難読お名前シリーズ」、第二十五回は類稀なる盗塁技術とヒットメーク能力で球界を沸かせたスピードスターです。

【問題】
次の選手の読み方を答えましょう。

 片岡治大

 こちらのOBは右投右打の内野手で、千葉県千葉市出身、1983年2月17日生まれの41歳です。
 宇都宮学園高校で三年夏に甲子園出場も経験したこちらのOBは、卒業後東京ガスへ入社、野球部に所属します。そしてこの時、本来「片岡保幸」だった名前を怪我の多さから「片岡易之」に改名。しっかりと社会人野球でも活躍し、2004年ドラフト3巡目で西武から指名を受け入団します。
 過去には松井稼頭央氏らが背負っていた「7」を背番号にすると、足はそこまで速くないものの盗塁技術を身につけたことにより盗塁数が爆増。2008年には主に「1番・セカンド」で出場すると50盗塁をマークし盗塁王に。安打数も167本で上位打線コンビを組んだ栗山巧選手と最多安打のタイトルを分け合います。
 その後も順調にヒット数と盗塁数を積み重ねますが、2010年から度重なる怪我に悩まされ、2012年に名前を「片岡治大」に変更することを発表。
 その後にFA権を行使して巨人へ移籍したものの、ここでも怪我が祟り試合に出続けることが次第に困難になっていきます。そして、2016年に引退を発表。通算で1174安打、320盗塁を記録するなど、正統派リードオフマンとして多くのファンから愛されました。

 それでは答えです。

【答え】
かたおかやすゆき

 答えは「かたおかやすゆき」氏でした。皆さんは読めたでしょうか。かなり有名なOBなので、読めた方も多いのではないでしょうか。過去に改名していたのは筆者も知っていましたが、本名に関しては今回初めて知りましたね。怪我が多いから、なんとか減らすために名前も変えて見せる。中途半端な覚悟ではできない芸当ですよね。最近では元日本ハム・金子千尋氏が「金子弌大」としたりと、やはり占い的な何かがあるのでしょうか。
 ということで、今回からはOB選手を取り上げていきます。これからどんなインパクトのあるお名前がやってくるのか楽しみですね。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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