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マスコット紹介月間〜ドアラ〜

 12球団のマスコットを紹介する「マスコット紹介月間」、第三十七回は中日のマスコット・ドアラです。

名前:ドアラ

 こちらのマスコットが、皆さんご存知の通りドアラです。ドアラはコアラをモチーフとしており、つば九郎同様傍若無人なパフォーマンスで中日ファンを盛り上げる、アクロバットもできるマスコットです。

誕生日:不詳

 ドアラの誕生日についての記述はありませんでしたが、初登場したのは1994年なので、マスコット歴でいえばちょうど今年で30年目ですね。
 また、年齢は「アルコールOK(被選挙権があるかどうか不明)」歳だそうです。初登場年を0歳としても、ちょうど今年から衆参両院の被選挙権を得ることができる年齢になりましたね。

背番号:1994

 トラッキーはじめ阪神のマスコットのような、登場年を背番号にするタイプですね。

好きなもの:体にいい食べ物

 妙に切実ですね(笑)。味の濃い食べ物が多い名古屋で体に良い食べ物を探すマスコットというのもなんだかシュールですね。
 ちなみに嫌いな食べ物は梅干しだそうです。

趣味:読書

 とても賢そうな趣味ですね。また、ドアラは本を読むだけでなく自分で著すこともしており、ちょうど今年も30周年記念ということで「改めまして、ドアラと申します」という本を出版しています。筆者は読んだことがありませんが、興味のある方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

チャームポイント:不詳

 公式がチャームポイントについて記述しているものは見つかりませんでしたが、創作系メディアのpixivisionで組まれたドアラ特集では、

 彼のチャームポイントは、輝く大きな瞳にふわふわの耳毛とぷっくりほっぺ。そんな愛嬌たっぷりの外見ですが、ドアラの人気の秘訣はやはりスリムな体が生み出す機敏な動きではないでしょうか。バク転やダンスも得意で、普通に動いていてもキモカワイイと話題です。球場での自由過ぎる行動に「荒ぶる有袋類」とも呼ばれる「ドアラ」のイラストを特集しました。

pixivision  2015年12月14日配信の記事より一部抜粋。

 と言われており、コアラ特有のふわふわな耳毛やぷっくりとしたほっぺが魅力な点として映っているようです。

パフォーマンス:かっこいい系

 ドアラはグラウンドでマスコットらしくお茶目な姿を見せるキャラクターでもありますが、実は30年ずっとドームで出続けていたり、バク転を決めたりと頑張り屋さん。特に今年は30周年ということで張り切りすぎたのか体調不良で欠場するケースもあり、かつての盟友である落合博満氏から心配の声をかけられていたりもしました。
 また、つば九郎とよく絡んでいることでも有名であり、30周年記念イベントでもつば九郎に祝ってもらいました。
 グラウンド外でもブログを執筆していたりと、野球の試合内外で情報の発信を続けるドアラは本当にすごいと思います。

一口情報:コアラ

 さて、ここまでドアラについてみてきましたがこれを読んでいただいている皆さんは、なぜドアラがコアラをモチーフに製作されたかご存知でしょうか。答えは動物園にあります。
 時は遡ること1984年10月。ドアラが誕生する10年前のことですね。この年は、オーストラリアからとある動物が名古屋市の東山動物園に史上初めてやってくるということで大きな話題となった年でした。もうお分かりでしょう、その動物こそがコアラだったんです。
 この時、実は東山動物園だけでなく計3つの動物園に2頭ずつのコアラがやって来たのですが、これが日本で初めてのコアラということで、多くのお客さんが来ていたそうです。中日はそこに目をつけ、新マスコットをコアラをモチーフとしたものにしたんですね。
 名古屋市はオーストラリア・シドニー市と姉妹友好都市の関係にあるなど、コアラに深い関わりがあるんですね。

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