のぼ〜る広報のイチオシ〜東北楽天ゴールデンイーグルス野手編〜
本記事の筆者・のぼ〜る広報が、各チームのイチオシ投手と野手を1人ずつ紹介シリーズ、題して「のぼ〜る広報のイチオシ」。曜日は具体的に決めていませんが、随時更新していくシリーズものとなりますので、投稿した際は気にかけてくださると幸いです。第14回は、昨季DeNAから加入した強打のセカンド・伊藤裕季也選手です。
伊藤選手ってどんな人?(成績)
1996年8月30日に三重県四日市市で生まれた伊藤選手は、身長182センチ体重90キロ(Wikipedia情報)と、プロ野球内野手の平均を上回るガッチリとした体つきをしています。
東京の名門・日本大学第三高校に所属しており、2年秋からベンチ入りを果たしていました。しかし3年夏に地方大会準決勝まで進んだものの、高校3年間で甲子園出場はありませんでした。その後立正大学に進むと、2年春から一塁でレギュラーを掴み、3年春には4番の座に定着。4年春からはキャプテンを務め、春のリーグ戦で打率3割をマークしました。一塁・二塁・三塁を守ることができるユーティリティ性や遠投100メートルを超える強肩、選球眼などが評価されて2018年にドラフト2位でDeNAに入団します。
ルーキーイヤーの19年は21試合に出場すると、持ち前の長打力を発揮し4本塁打を放って見せました。しかしこれがキャリアハイとなり、翌年からは出場機会が年々減少。21年に入団した牧秀悟選手の台頭もあり、22年のシーズン途中に楽天にトレードで移籍。23年は新天地・宮城にてスタメンを勝ち取ります。
伊藤選手ってどんな人?(エピソード)
2019年8月10日の中日戦のことでした。2日前に1軍デビューを果たしたばかりのルーキーがスタメンに抜擢されると、2打席連続ホームランを放つ活躍を見せ、ヒーローインタビューに選出されました。そこでDeNAファンに向けてはなった言葉は、
強打が売りの新人が、パワフル満点の自己紹介で横浜スタジアムの爆笑を掻っ攫いました。力が自慢の伊藤選手は、小さい頃からきっと焼肉定食を食べてパワーをつけてきたんでしょうね。移籍先の楽天では浅村栄斗選手や阿部寿樹選手、鈴木大地選手など至る所にバッティングがウリの選手がいますが、伊藤選手にはその中に割って入る存在になってほしいですね。
伊藤選手のここがイチオシ!
筆者が伊藤選手の推している部分は、
当たっただけで場外まで飛んでいきそうなフルスイング
です。伊藤選手は当てるだけのバッティングをすることがほぼなく、投手と対峙した時はいつもフルスイングで応戦します。変化球を振らされて三振に倒れることも少なくありませんが、捉えればスタンドインすることは必至です。投手にとってはかなり厄介な存在だと思います。23年は課題の確実性を鍛え、浅村選手を脅かす存在になってほしいですね。
以上が、伊藤選手の紹介でした。伊藤選手はいわゆる"ロマン砲"ですが、セカンドを守れるロマン砲はプロでもなかなか現れません。楽天には、ぜひとも伊藤選手を球界を代表する手法に育ててほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。