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チームを救え!新外国人のベースボールレジュメ〜その3〜

 来季からNPBで新しくプレーする外国人を紹介する、「チームを救え!新外国人のベースボールレジュメ」。第三回はメジャー通算50試合登板の経験を持つ、ロッテ期待の新戦力です。

名前:ジュニオール・フェルナンデス

生年月日:1997年3月2日(26歳)

出身:ドミニカ共和国・首都地区サントドミンゴ

 ジュニオール・フェルナンデス選手はドミニカ共和国出身の投手で、右投右打であり、身長は190センチ、体重は97キロと高身長の選手です。サッカーにも同姓同名の選手がいるらしいですね。
 また、注目すべきはその年齢。1997年生まれの26歳とメジャーリーガーが日本に来るにはかなり若い年齢であり、来日後の成長も十分に見込める選手でもあります。
 "シンカー"と形容される、160キロ前後のツーシームを主体に、140キロ台のスライダー、チェンジアップを投げ分けます。

 2014年にセントルイス・カージナルスと契約してプロ入りを果たすと、マイナーリーグで経験を積み2019年にメジャーデビュー。この年は13試合に登板し0勝1敗、16奪三振、防御率5.40という成績でした。
 その後カージナルスを退団し、2022年9月にピッツバーグ・パイレーツに移籍。この年は2球団を合わせて16試合に登板、防御率も2.41と好成績を残しました。しかし、わずか2ヶ月でロースターの枠から外されてしまいます。直後にはニューヨーク・ヤンキースへと移りますが、ここでも約1ヶ月でロースターから外れます。
 年明けの2023年1月初頭にはトロント・ブルージェイズに移籍しますが、ここではわずか5日でDFA。一週間とたたずロースターから外れます。その後はワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結び、11月6日にFAに。
 その後、12月9月にロッテとの契約締結が発表。現在は母国・ドミニカ共和国のウィンターリーグに参加しているようです。

5ヶ月で5球団は苦労人?

 筆者はあまりMLBに詳しいわけではないので良くわかりませんが、この短期間でここまでの球団を渡り歩く選手はかなり珍しいんじゃないでしょうか。メジャーでは選手の交換が盛んで、生え抜きで現役を終える選手はとても珍しい、という話を聞きますが、フェルナンデス選手はかなりみちみちですよね。

赤味噌さんのお墨付き助っ人!

 ロッテ入団が決まったフェルナンデス選手ですが、決まった当時、狂気を感じるほどに外国人助っ人に精通している赤味噌さんが、X(旧Twitter)にて

 とポストされていました。この方のおっしゃっている事は盲目的に信じられるほど的を射ていらっしゃるので、かなり期待の持てる選手だと思います。

フェルナンデス選手のプレー動画

 この動画を見た感じだと、個人的には左打者が外に逃げるチェンジアップに苦戦しそうだなという感じがしました。そしてスライダーは変化量が小さく、カットボールと捉えた方が考えやすそうです。
 ストレート(フォーシーム)は平均的に97〜98マイルを記録しており、日本でも数字を出すことができれば、本来想定されている中継ぎだけでなく先発の道も見えてきそうです。

まとめ

 ジュニオール・フェルナンデス選手はドミニカ共和国出身の投手で、短期間で多くの球団を渡り歩いてきた苦労人です。ツーシームやカットボールなど、大きい変化をつけずにボールを動かすピッチングスタイルで、左打者が嫌がりそうな選手でした。
 フェルナンデスは入団の際、

 「マリーンズと契約できたことに感謝すると同時に、チームの一員となり日本でプレーできることに、とても興奮しています。チームの優勝に貢献するために、常にベストな状態で100%の力を尽くすことをお約束します」

サンスポ 2023年12月9日 15:33配信の記事より一部抜粋。

 とコメント。ローテーション、あるいはブルペン陣に割って入る事はできるでしょうか。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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