ロッテ・小島が完封12球団一番乗り!ディグプロ4月5日
幕張のサウスポーエースが、今季12球団で最も早く完封勝利を挙げました。
今回は、4月5日に行われた公式戦6試合を振り返っていきます。
※以下一部敬称略、試合順は開始時刻順、同時刻の場合はスポナビ野球速報の表示順に。
巨人対DeNA戦
東京ドーム
18:00プレイボール
スコア 巨人1-2DeNA
スタメン
巨人 DeNA
1 右 萩尾 1 右 度会
2 遊 門脇 2 中 桑原将
3 左 丸 3 左 佐野恵
4 一 岡本和 4 二 牧
5 三 坂本勇人 5 三 宮﨑
6 中 オコエ 6 中 関根
7 捕 大城卓 7 捕 山本祐
8 二 吉川尚 8 遊 林琢
9 投 戸郷 9 投 東克
巨人、DeNA共に中6日で戸郷、東克が先発します。
両チームのエース同士の投げ合い、1点勝負の試合が予想された中、均衡が破れたのは序盤の2回裏。
先頭・岡本和のツーベースで走者を得点圏に置いた巨人は、二死二塁で大城卓。その初球、甘く入ったストレートをライト前に弾き返すと、岡本和が生還し先制。自身も好走塁を見せ、タイムリーヒットで1点を先取しました。
しかし、ここからDeNAの逆襲が始まります。1-0で迎えた6回、先頭の林琢がポテンヒットで二塁まで進むと、一死三塁から度会にプロ初タイムリーが飛び出し、1-1の同点に追いつきます。
さらに7回でした。ここでも、先頭の牧がヒットで出塁すると、今度はすかさず盗塁を敢行。体を張った走塁で二盗を成功させ、宮﨑の進塁打で三塁に進みます。一死三塁となり、打席には好調の関根。球場中固唾を飲んで見守る中、6球目でした。外のストレートを捉えると、打球はセンター前へ抜けていく勝ち越しタイムリーに。
と振り返った関根。止まらない男の6割復帰の一打で1-2とDeNAが勝ち越しに成功します。
東克が7回1失点で降板後、8回は伊勢が三者凡退に抑え、9回はハマの守護神・山﨑康が登板します。右腕は先頭の門脇にはヒットを許しましたが、続く丸には送りバントを許しませんでした。
しかし、岡本和に四球を与え一死一、二塁のピンチで坂本勇人と対峙。長打なら逆転サヨナラという場面でしたが、初球を打たせると、打球はサード左に転がり、5-3の併殺で試合終了。DeNAが逆転勝利を収めました。
勝利投手:東克樹(1勝)
敗戦投手:戸郷翔征(1勝1敗)
セーブ:山﨑康晃(3S)
投手リレー
DeNA:東克-伊勢-山﨑康
巨人:戸郷-バルドナード-船迫
ヤクルト対阪神戦
明治神宮野球場
18:00プレイボール
スコア ヤクルト6-7阪神
スタメン
ヤクルト 阪神
1 中 岩田 1 中 近本
2 右 西川遥 2 二 中野
3 一 J.オスナ 3 右 森下翔
4 三 村上宗 4 一 大山
5 左 サンタナ 5 左 ノイジー
6 遊 長岡 6 三 佐藤輝
7 捕 中村悠 7 捕 坂本誠
8 二 武岡 8 遊 木浪
9 投 サイスニード 9 投 青柳
ヤクルト、阪神共に中6日でサイスニード、青柳が先発します。
夜の神宮に響いた1発の号砲を皮切りに打撃戦が始まりました。2回表、阪神は大山を一塁においてノイジーが打席へ。すると、助っ人同士の対決は2球目、変化球を捉えたノイジーの当たりはレフトスタンドギリギリへの先制ツーランに。ここは虎の助っ人に軍配が上がりました。
しかし、その直後。ヤクルトは2回裏に一死二、三塁のチャンスを作ると、近本のエラーと武岡のセカンドゴロで同点に。さらには3回にサンタナのタイムリーによって3-2と勝ち越します。
ここからはシーソーゲームに。まず阪神が5回に中野のタイムリーで同点に追いつくも、7回にまたもやサンタナに2点タイムリーが生まれ5-3に。8回にも1点ずつ取り合い、6-4で9回表を迎えます。
追いつき追い越されの展開、ラストイニングに何も起こらない訳もなく。代役守護神の星から一死満塁の好機を作り出した阪神は、星の後を受けた大西から押し出し、森下翔の同点タイムリーにより、土壇場で試合を振り出しに戻しました。
9回裏はヤクルトに得点が生まれず、6-6のまま試合は延長線へ突入します。
同点で迎えた10回表、決着はあの男の一発で決まります。燕の6番手・木澤の前にノイジーが倒れ、一死走者無しで打席には佐藤輝が。この試合4タコだったテルでしたが、1ボールからの2球目。カットボールを完璧に捉えると、本人はバットフリップで当たりを確信する勝ち越しソロに。
と、試合後に話した佐藤輝。打撃低迷の中活路を見出すような一発で、阪神が5-6とリードすることに成功します。
10回裏はゲラが二死三塁のピンチを迎えるも丸山を打ち取ってゲームセット。阪神が延長戦を制しました。
勝利投手:岩崎優(1勝1S)
敗戦投手:木澤尚文(1勝1敗)
セーブ:ゲラ(1S)
本塁打
阪神:ノイジー1号ツーラン
佐藤輝明1号ソロ
ヤクルト:長岡秀樹1号ソロ
投手リレー
阪神:青柳-桐敷-浜地-岩崎-ゲラ
ヤクルト:サイスニード-石山-山本大貴-星-大西-木澤
広島対中日戦
MAZDAZoom-Zoomスタジアム広島
18:00プレイボール
スコア 広島0-1中日
スタメン
広島 中日
1 左 上本 1 中 三好
2 遊 矢野 2 左 大島
3 三 小園海 3 三 高橋周
4 一 堂林 4 一 中田翔
5 中 秋山翔 5 右 細川成
6 捕 坂倉 6 二 村松
7 右 田村俊 7 捕 加藤匠
8 二 菊池 8 遊 C.ロドリゲス
9 投 九里 9 投 柳
広島、中日共に中6日で九里、柳が先発します。
この試合、両投手共に好投を見せてくれましたが、特に圧巻だったのは広島・九里。毎回3人で守備を終え、気づけば6回終了時点でノーヒットノーラン。7回に初ヒットを許しましたが、ここも高橋周を1-6-3に仕留め3人で守備を終えます。
しかし、無失点なのは柳も同じ。柳は4、6回以外ランナーを出しつつも、2回併殺を奪うなど粘りのピッチング。低めにボールがよく制球されており、ゴロアウトが多めでした。
そして、こういう時の試合こそ均衡が破られるのは一瞬です。8回表、中日・中田翔がツーベースを放ち、九里から無死二塁のチャンスを作ると、5番・細川成の打球はライトへ。
これがヒットになると、なんとライトの田村俊がファンブル。この間に二塁代走・田中幹がホームまで還り、中日がラッキーな形で1点を先制します。
0-1とリードした中日は、7回限りで柳を下げ、勝野にスイッチ。しっかりと三者凡退に抑えると、9回は守護神・R.マルティネスが"降臨"。圧倒的な威力を持つストレートとスプリットで広島打線を三者凡退にねじ伏せ、試合終了。
中日が手に汗握る投手戦を制し、完封勝ちしています。また、今季初勝利を挙げた柳は
とコメント。昨季は好投した試合に限って援護が付かなかったという試合が多かったために、本人もいつも以上に嬉しかったのではないかと思います。
勝利投手:柳裕也(1勝)
敗戦投手:九里亜蓮(1敗)
セーブ:R.マルティネス(2S)
投手リレー
中日:柳-勝野-R.マルティネス
広島:九里-矢崎
日本ハム対西武戦
ES CON FIELD HOKKIDO
18:00プレイボール
スコア 日本ハム3×-2西武
スタメン
日本ハム 西武
1 一 加藤豪 1 遊 源田
2 中 松本剛 2 中 西川愛
3 右 万波 3 二 外崎
4 指 A.マルティネス 4 指 アギラー
5 三 野村佑 5 左 コルデロ
6 捕 田宮 6 一 佐藤龍
7 遊 水野 7 三 元山
8 二 奈良間 8 捕 古賀悠
9 左 スティーブンソン 9 右 若林楽
投 伊藤大海 投 今井
日本ハム、西武共に中6日で伊藤大海、今井が先発します。
開幕投手同士の対決は、西武の先制攻撃に始まりました。0-0で迎えた2回表、アギラーのツーベースから一死三塁の局面を作った西武は、佐藤龍のファーストゴロの間に先制に成功。
さらに5回には、先頭打者のコルデロが3球目をスイング。打球は豪快にもセンター上空を切り裂き、バックスクリーンへの来日1号ソロとなりました。
これで0-2とされた日本ハムでしたが、今年は昨季とは違います。7回裏、ここまで無得点にやられていた今井から野村佑、田宮の長短打と水野の死球で無死満塁の大チャンスを作り、逆転への機運を高めます。
すると奈良間の犠牲フライで1点差、さらに代打・郡司のライトへのヒットにお手玉が絡み、二塁ランナーが生還。終盤で2-2の同点に追いつきました。
振り出しに戻った試合は9回まででは決着がつかず、延長戦へ突入します。
10、11回と展開は動かず、試合は同点のまま12回の裏へ。負け回避が確定している日本ハムですが、豆田から連続ヒットと敬遠でまたも無死満塁を作ることに成功します。
サヨナラの大チャンスで万波はレフトフライに倒れましたが、ここで打順は頼れるA.マルティネスに。日ハムファンが天にも祈るような眼差しで試合を見守る中、2球目でした。ストレートを大きく打ち上げた打球は、なんとアンツーカー手前まで伸びる大飛球に。普通ならただのセンターフライですが、値千金、勝利を決めるサヨナラの犠牲フライになりました。
と、鼻息荒く語った助っ人。エスコン1周年を日本ハムが華々しく飾りました。
勝利投手:北浦竜次(2勝)
敗戦投手:豆田泰志(1敗)
本塁打
西武:コルデロ1号ソロ
投手リレー
西武:今井-甲斐野-アブレイユ-本田圭-佐藤隼-豆田
日本ハム:伊藤大海-金村-田中正-河野竜-北浦
楽天対ソフトバンク戦
楽天モバイルパーク宮城
18:00プレイボール
スコア 楽天1-6ソフトバンク
スタメン
楽天 ソフトバンク
1 二 小深田大翔 1 中 周東
2 遊 村林 2 遊 今宮
3 右 小郷 3 右 柳田
4 三 浅村 4 一 山川
5 一 阿部寿 5 左 近藤健
6 指 島内宏 6 三 栗原
7 左 岡島 7 指 ウォーカー
8 捕 太田光 8 捕 甲斐
9 中 辰己 9 二 牧原大
投 早川 投 石川柊
楽天は中6日で早川、ソフトバンクは石川柊が今季初先発します。
昨夜の勢いそのままに、この日もソフトバンク打線が火を噴きました。初回の先頭から二連打で一、三塁にランナーを置くと、柳田のタイムリーで速攻2点を先制。
さらに3回には山川、4回には柳田の2本目、5回には甲斐、6回には山川の2本目のタイムリーで4イニングス連続得点を挙げます。
序盤から計6得点とたたみかけたソフトバンク野手陣、これに応え先発の石川柊も好投を見せます。序盤4イニングスを1安打に抑えて立ち上がると、5回には二死三塁から自身の暴投で1点を失ったものの、5回2安打、5奪三振、1四球、無失点で御役御免。
特に昨季まで課題になっていた制球力も改善されており、今回与えた四球も1つのみ。ローテの一角に食い込むピッチングを見せてくれました。
猛打を喰らい6回までに6点を失った楽天ナイン。何としても本拠地でのカード頭を取りたいところでしたが、石川柊の降板後も攻略しきれず。
8回にはヒットと2四球で二死満塁のチャンスを作れましたが、ここぞという場面で浅村があえなくセンターフライに撃沈。9回も又吉の前に三者凡退で終了し、13安打6得点のソフトバンクが打ち勝ちました。また、勝利投手となった石川柊はこれが通算50勝目。
と、これからのさらなる活躍をファンに誓いました。
勝利投手:石川柊太(1勝)
敗戦投手:早川隆久(2敗)
投手リレー
バンク:石川柊-津森-杉山-又吉
楽天:早川-藤平-西垣-鈴木翔
ロッテ対オリックス戦
ZOZOマリンスタジアム
18:00プレイボール
スコア ロッテ1-0オリックス
スタメン
ロッテ オリックス
1 右 荻野 1 三 太田椋
2 遊 友杉 2 左 西川龍
3 指 ソト 3 中 中川圭
4 右 山口航 4 捕 森友
5 一 茶谷 5 一 セデーニョ
6 中 岡 6 二 ゴンザレス
7 二 池田来 7 指 頓宮
8 捕 佐藤都 8 右 杉本
9 三 中村奨吾 9 遊 紅林
投 小島 投 宮城大
ロッテ、オリックス共に中6日で小島、宮城大が先発します。
開幕投手同士の意地の投げ合い。両者に気迫を感じさせる投球が見られた中、均衡が崩れたのは4回裏でした。二死からロッテ・茶谷がヒットで出塁すると、ランナーを一塁において岡でした。2ストライクから6球目をうまく掬い上げると、打球は左中間真ん真ん中を破っていく先制タイムリーツーベースに。
奮投を続けるエースに貴重な1点をプレゼントします。
オリックス・宮城大もその後は修正し、7回1失点で降板しましたが、この日の小島ではたった1点が命取りに。三塁を全く踏ませず、ヒットすら簡単に許さなかった幕張のエースは、8回まで被安打わずか3の快投。
高めのストレートを効果的に使い、空振りを多く奪った小島。8回終了時点で球数は93球、今季初の9回のマウンドに向かいます。
先頭は西川龍。第一の関門でしたが、ここは5球目の直球を上手くライトへ運ばれてしまいました。続く中川圭には1度ヒットを打たれていたものの、ここはセンターフライに。
そして第二の関門・森友は3球目を打たせてセカンド正面へのライナーで打ち取ります。そして最後の関門、9回二死で待ち受けていたのは宗。2球目でした。スライダーを打たせると、打球はレフト前方へ。友杉と岡が交錯しましたが、なんとか岡がボールを掴んでいて試合終了。最後は心配な所がありましたが、小島が完封勝利を挙げました。
と喜びを滲ませた左腕。107球全てに魂を込めて投げ込みました。
勝利投手:小島和哉(1勝1敗)
敗戦投手:宮城大弥(2敗)
投手リレー
オリックス:宮城大-山﨑颯
ロッテ:小島
まとめ
開幕ローテが一周し、開幕投手2試合目の登板となったチームも多い4月5日でした。この日は延長戦など終盤まで1点を争う試合が多く、どのチームのファンも手に汗握る展開に肝を冷やし、涙したり安堵したことでしょう。
明日は開幕して2度目の土日。徐々に選手達の成績に明暗が分かれてくるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
出典・画像引用元
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