ループを多用して音の素材をカットアップしたりリミックスしたり、このような方法の曲作りに向いているDAW(Digital Audio Workstation)は、Ableton Liveであろう。Liveはもともとが音声データを切り貼りしていく発想でデザインされたソフトウェアであった。たしか最初はMIDIさえ搭載されていなかったような気がする。DAWには、MIDIシーケンサーが進化したものと、HDレコーディングが発祥のものと、似ているが系統が異なるものがある。前者はApple
山林や畑の中に忽然と姿を現す送電塔。発電所から街まで電力を供給するために施設された巨大な鉄塔が、日本中に存在する。風景に溶け込めず、景観を害することは必至。目的は効率的な送電であるから、見た目のデザインにこだわるなどということは無い。あるとしたら、空を飛ぶものへの安全配慮ぐらいであろうか。たとえば橋は人も車も通るのでので、美しく作ることに拘りがあった。送電塔は電気が通る。だから、電気の視点で考えれば、人間が心地よくなる発想など入る余地がない。最短距離で丈夫に繋げることだけだ。
音色だけに注目すれば、ソフトウェアシンセサイザーも本物のハードシンセサイザーも違いはほとんど無い。それでもアナログシンセサイザーを使うのは、ダイヤルやスライダーをリアルタイムに動かして微妙な設定を探るという動作に優位性があるからである。ソフトとハードの大きな違いは操作性である。ダイアルを微妙な力で回して、ある位置に決定する。直感でわずかな違いを聴き分ける。もしかしたら、二度とその設定にすることはできないかもしれない。アナログ機器は、変化の解像度も無限大である。滑らかな変化値は
Наевшись борща, вернемся в нашу страну. Вспахивайте поля и выращивайте овощи в сельской местности. Потом я захожу в дом, где живет моя бабушка. ボルシチ食べたら祖国へ帰ろう。 田舎で畑を耕し、野菜を育てよう。 そして、おばあちゃんの居る家を訪ねる。 20220126
良い音というものは聴衆の感受の問題であって、ノイズが無く明瞭な音、いわゆるハイファイなもののことを言わない。雑音だらけでも、ある特別な演奏の力が伝わってくるとき、それは良い音とされる。 曲の途中で入ってくる(鳴き声のような音、これは終盤にリード音となる)リード音は、SoftubeのModel 82で作られている。これは見た目もそのまま、往年の名機Roland SH-101のソフトウェアモデリングシンセである。Softubeの他のモデリング製品と同様、音の再現度は高い。もう少し
同じ楽曲でも、録音された音楽と演奏を直接聴く音楽とは違う。当たり前のことであるが、その場でしか起こり得ない偶然の出来事、エラーや雑音を含めた綜合された体験は唯一無二のものである。そもそもそれがアートでありアウラなのであり、録音物そのものに魂が宿ることはない。 ライブパフォーマンスを記録した録音物。エジソンが発明した蝋管に初めて記録されたのは、彼の歌う「メリーさんの羊」であったらしい。これぞライブパフォーマンスの記録である。時代が進み録音技術が上がると、録音を前提にされた音楽と
Softubeのプラグインのほとんどは、過去にあった実機をモデリングするというコンセプトで作られている。70年代80年代に活躍したアナログシンセは、時代の音を奏でて来た。MINI moog, Prophet-5, JUNO-106など、あの曲のあの音といったように記憶されている。ソフトシンセは、実機を使う手間も省け、セッティングもDAWと一体化して楽である。しかし、PCには強靭なパフォーマンスを要求される。Model72,80,82,84などは音の良さと引き換えに負荷は激しい