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自身のスキルはアートプロジェクトに生かせるのか 中間報告
実験の目的と背景
建築設計を職業としており、学生時代には美術館建築について研究していました。これまでいくつかのアートプロジェクトに参加した経験がありますが、それらを通じて得たスキルや視点が、アートプロジェクトの創作過程にどう貢献できるのかを探りたいと考えています。
今回のプロジェクト「ダラの部屋」では、「活動を紹介する場」と「人が滞在できる場」を目指し、展示空間の設計や構成に挑戦しました。
建築設計の視点から新しいアプローチを取り入れることで、観客がプロジェクトの魅力をより深く体験できる空間を創造することを目指しています。
検証したいこと
建築設計のスキルがアートプロジェクトに具体的にどのように役立つか
空間デザインが観客体験をどのように向上させるか
展示と滞在型空間を融合させたデザインがどれだけ機能するか
活動概要
1.会場の採寸
プロジェクト開始時に会場全体を採寸し、正確な寸法を押さえました。
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2.ダラの部屋の会場構成の検討
畳の小上がりの設置計画
滞在型空間を実現するためのデザインを検討しました。来訪者がリラックスしながら過ごせるスペースとして、小上がりのデザインを提案しました絵の具展示棚、絵の具に関わるエピソードの展示
絵の具の展示棚を計画し、それぞれにまつわるエピソードをA4サイズにまとめて展示するアイデアを立案。咲月さんが色々な人から貰った植物たちの物語も含めて展示することを目標にしました
3.展示物(活動の記録)の見せ方の検討
活動の記録を単なる資料としてではなく、観客が滞在しながら活動を感じられる場を目指します
アウトプット・成果
空間構成のコンセプトがまとまり、会場構成に向けた図面を整えました
ダラの部屋の方向性が具体化し、来訪者が滞在できる場の可能性を見出しました
次のステップ
図面を元に、会場構成・什器の制作を行います
制作に向けた協力者との調整を行い、具体的な制作を進めます
展示物や資料を作成し、ツクルバ・ダラの活動がより伝わるような場を目指します
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