ヤマハルーター リモートアクセスVPN固定IPアドレスの割り当て設定
ヤマハルータ―でリモートアクセスVPNを設定して、外部から接続する時に、接続は成功するのに、接続後、社内のネットワークにアクセスできないケースがあります。
そんな時、原因の1つとして考えられるのは、リモート接続端末に、ヤマハルーターからIPアドレスの割り当てがうまくいかないケースです。
同トラブル事例を解説した動画はコチラ
経験上、ヤマハルータ―のDHCPサーバ機能より、IPアドレスを割り当てる設定をしていると、そういったことが起こることがあるようです。
その解決方法は、割り当てるIPアドレスをDHCPからではなく、IPアドレスを指定して設定することです。
以前のヤマハルーターでは、Web設定画面でリモートアクセスVPNの設定にて、割り当てるIPアドレスの指定が可能でした。下図はRTX810の設定画面
ところが、最近の機種(NVR510やRTX830)では、その設定項目がなく、リモートアクセスVPNの設定をすると、DHCPでIPアドレスが割り振られる設定に自動的になってしまいます。
変更するにはコマンドでの設定が必要です。
以下は設定例です。
pp select annonymous
ip pp remote address pool 192.168.1.192
IPアドレスの範囲を指定して割り当てたい場合は
ip pp remote address pool 192.168.1.192-192.168.1.195
となります。
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