ヤマハルーター TFTPサーバ機能を利用したファイル転送機能
この記事では、ヤマハルーターのTFTPサーバ機能を
利用したファイルの転送方法をご案内します。
この機能を利用することで、ヤマハルーターのconfigの取得
やLuaスクリプト機能のスクリプトファイルをヤマハルーター
に送り込むことができます。
この検証ではヤマハルーターは、RTX830を使用しています。
下図は、検証環境のイメージ図です。
ファイルをルータ―から取得する場合は、get
ファイルをルータ―へ送り込む場合は、put
とします。
/(スラッシュ)の後のpassword は、ヤマハルーターの管理者パスワードです。
送信元、送信先でファイル名を指定する必要があります。
Windows側では、TFTPクライアント機能を有効にする必要があります。
コントロールパネル ⇒ プログラム ⇒Windowsの機能の有効化または無効化よりTFTPクライアントにチェックを入れます。
ヤマハルーター側でもTFTP機能利用のために設定が必要で、
コンソールにて
tftp host lan
を実行します。
TFTPクライアントからの通信をどこから受けつけるかの設定になり、
lanとすることで、ヤマハルーターのLAN側からのTFTPクライアントからの
アクセスを受け付けるという設定になります。
例えば、VPN経由でも受け付けれるようにしたいなど、制限をゆるめたい場合は、
tftp host any
とすることで、通信可能なところからは、どこからでもtftp通信可能になります。
この記事の内容を動画にしたものはコチラ
実際の動作などが確認できます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?