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NTTホームゲートウェイ リモートアクセスVPNをより便利に利用するアイディア
ひかり電話を契約しているフレッツ光回線に設置される
NTTホームゲートウェイには、リモートアクセスVPN機能があり、
外部からのインターネット経由でのリモートアクセスが可能になっています。
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ただ、NTTホームゲートウェイは、ダイナミックDNS機能を持っておらず、
アクセスする側の設定には、ホームゲートウェイがインターネット接続している時に利用しているグローバルIPアドレスを設定する必要があります。
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プロバイダーの契約が、固定IPプランではない通常プラン(動的IPプラン)では、PPPoE接続の再接続により、グローバルIPアドレスは変わってしまいます。
その為、リモートアクセスVPN接続設定をしたクライアント側での設定も、
グローバルIPアドレスの変更に伴い設定変更する必要があります。
一応、NTTホームゲートウェイでは、グローバルIPアドレスの変更通知してくれる機能を持っています。
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この機能を利用すれば、NTTホームゲートウェイの変更されたグローバルIPアドレスの値がわかり、設定に反映させることができます。
ただ、この機能を利用しても、いちいち設定を修正しなければならないことは避けられません。これは少し面倒なので、ホームゲートウェイ以外の機能を使ってダイナミックDNSを実現したら良いのではないかと思います。
具体的には、DuckDNSサービスと連携して利用する方法があります。DuckDNSのアプリを社内LAN上のパソコンにインストールして、ドメイン名(ホスト名.duckdns.org)とグローバルIPアドレスの紐づけを行います。
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このような構成にすれば、外部からのリモートアクセスVPNの宛先を、
ドメイン名で設定できるようになるため、グローバルIPアドレスが、
変わったとしても、、リモートアクセスする側の設定をいちいち変更する必要はなくなります。
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Duck DNSサービスの利用方法は、以下の動画で説明しています。
この記事を動画にしたものはコチラ