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いい加減 NVR500をNVR510へ置き換えた方が良い理由 4選

ヤマハルーターは、ほとんど壊れない。
そんなこともあり、平気で10年くらい前に設置したと思われる
ヤマハルーターが、今なお現役で、お客様先に稼働していることがあります。

NVR500どころかRT58iすら見かける時があります。
安定稼働しているからといって、そのままNVR500を10年もの間、使い続けるのは、いかがなものでしょう?

さすがに、経年劣化で壊れる可能性もあります。壊れてから対処するのはいろいろ慌てますから、先行して対処しておいた方が良いでしょう。

それに、折角、NVR500からパワーアップした後継機種であるNVR510が販売されているわけですから、いい加減、置き変えましょう!
すでにNVR500の価格分は、利用できたと思って良いと思います。

NVR510へ置き換えると、いろいろ良いことありますよ。

今回の記事では、NVR500をNVR510に置き換えた方が良い理由について、
ご紹介しようと思います。

理由① ハードウェアの性能が向上している

下の表は、ヤマハ公式サイトに掲載されているものです。

CPUおよびメモリが、大幅にパワーアップしていることがわかります。
それに伴い処理速度もあがるので、Webサイトを参照した時やVPNを利用した時にパフォーマンスが良くなっているはずです。

理由② IPoE(IPv4 over IPv6)プランに対応

1部NVR500でも利用できるIPoEプランもありますが、
NVR510であれば、いろいろなタイプのIPoE(IPv4 over IPv6)プランに対応しています。PPPoEプランからIPoEプランへ乗り換えて、
NVR510でIPoEプランを利用することで、ネット利用環境は改善されることが期待できます。

なにかしらの理由でPPPoEプランも残さなければならない場合でも、
PPPoEとIPoEの併用設定も可能ですから、IPoEを利用しない手はないのではないでしょうか?

理由③ NATセッション数の大幅増加

NATセッション数は、NVR500からNVR510で、4096から65534に大幅に増加しています。

NATセッションは、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する時に発生し、1つのWebサイトを見る場合でも、何百も消費する場合もあります。社内LAN上に端末が多ければ、その掛け算となって消費します。
NATセッションが上限になると、Web参照に支障をきたすことがあるので、
NATセッションが多ければ多いほど快適にWeb参照が可能になります。

理由④ リモートアクセスVPN(IKEv2)対応

NVR500は、リモートアクセスVPN(IKEv2)に対応していない。
そのためリモートアクセスVPNを利用している場合、
Android12以降からのリモートアクセスVPNが出来ないなどの問題が発生する場合があります。

参考記事はコチラ

もしNVR500の利用環境で、ネットボランチDNSサービスを利用しているなら、NVR510と置き換える時に、少し注意が必要です。

そのことについては、以下の動画で解説していますので、
そちらをご覧ください。

NVR500からNVR510ではなく、RTX830に変更した方が良い場合もあるかもしれません。ヤマハルーターの性能比較についての動画がありますので、
そちらもご参照ください。

この記事を動画にしたものはコチラ



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