![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115021265/rectangle_large_type_2_02da692fa58560f7e4a6a53f55277b31.jpeg?width=1200)
フレッツ光クロスにおけるヤマハルーター ひかり電話契約設定の注意事項
以前に、フレッツ光回線で、ひかり電話契約をしていても、
ヤマハルーターでIPoE設定する時は、設置値としては、
「契約していない」を選択すべきですよ。という記事を書きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1693547379755-pWDBNApH2c.png?width=1200)
根本的な選択の判断として、それは、回線からのIPv6アドレス情報の配布方式で判断します。この配布方式は、ひかり電話契約あり、なしで変わり、
なしは、RA方式。ありは、dhcpv6-pd方式というものになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693547594828-ZFwoBD7RB9.png?width=1200)
ヤマハルーターの設定における
ひかり電話契約あり、ひかり電話契約なしは、この配布方式の選択にほかなりません。
したがって、ヤマハルーターへ、IPv6情報がDHCPv6-PD方式で来るなら、
ひかり電話契約ありを選択することになります。
ただ多くの場合、ひかり電話契約ありの回線には、
NTTホームゲートウェイ、VoIPアダプタ、直収タイプのビジネスフォンが設置され、ヤマハルーターはその下部に設置されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1693547877579-X7fCukG891.png?width=1200)
そして、ホームゲートウェイからは、RA方式により、IPv6情報が配布されます。したがって、ヤマハルーターからみると、ひかり電話契約なしの回線と変わらないこととなり、設定上は、ひかり電話契約なしを選ぶのが正解ということになります。
ただ、フレッツ光クロスという10G対応の回線だけは例外です。
このフレッツ光クロス回線は、現在、ひかり電話に対応していません。
それでも、IPv6の配布方式はDHCPv6-PD方式となっており、
実際には、ひかり電話契約なしにも関わらず、ヤマハルーターの設定としては、ひかり電話契約ありとすることになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693548138910-0v7cp81b6Y.png?width=1200)
ややこしいですが、理屈をしっかり理解すれば間違えることはありません。