トラブル事例 ひかり電話解約でインターネットが利用できなくなる!
今回の記事では、ひかり電話を解約したら、インターネットが利用できな くなったトラブル事例をご紹介します。
電話の解約で、ネットが使えなくなるという 不可思議なトラブルがなぜ起こるのかを解説いたいします。少し見落としがちな内容になるので、参考にしてください。
ひかり電話契約の解約前は、上図のような機器構成で利用していたとしま す。NTTのホームゲートウェイが設置されて、その装置に インターネットの接続設定もして、 電話機とパソコンをつなげて、電話もインターネットも利用していまし た。
なにかしらの理由で電話が不要になったためひかり電話契約を解約 当然、電話は使えなくなります。 そして、想定外で、インターネットも利用できなくなります。
なぜ、このようなことが起こるかというと、 ひかり電話の解約により、ホームゲートウェイのルーター機能が無効になるからです。
これは、リモートで設定変更され、現地で作業が行われるわけではありません。 ひかり電話の解約により、ホームゲートウェイのルーター機能が無効になる という事実を知らない人は結構いるのではないでしょうか?
これは、どういう理屈でこんなことになってしまうかというと、 通常、ひかり電話契約なしで光回線を契約した場合、現地に設置されるのは、 回線終端装置であるONUまでです。
インターネットを利用したければ、ONUにルーターを接続して インターネット接続設定を行います。
ひかり電話契約の解約したということは、 その契約は、ただの光回線のみの契約ということにほかなりません。
ONUまでの提供が普通ということなります。よって、ONUの設置のみと同じ状態にするために、ホームゲートウェイのルーター機能部分が 無効化され、ONUと同等な状態になってしまうのです。
ただ、4つあるLANポートはそのまま利用可能なので、 ホームゲートウェイのルーター機能なし状態は、ONU + 4ポートスイッチ と同等な状態と考えることもできます。
ホームゲートウェイでインターネットを利用していて、 ルーター機能が無くなってしまった場合は、別にルーターを用意して、そのルーターに インターネット接続設定をする必要があるということになります。
ホームゲートウェイにインターネット接続していて、ひかり電話を解約する場合は、 インターネット接続用のルーターが別に必要だということを理解しておきましょう。
光回線の種類によっては、ひかり電話契約の有無に関わらずホームゲートウェイのルーター機能が利用 可能です。
ギガファミリー スマートタイプという品目であれば、 WI-Fi機能のあるホームゲートウェイのレンタルが月額料金に含まれる形で提供されます。
ギガファミリースマートタイプの月額料金は、 5700円。
ONUまでが設置されるギガタイプのギガラインプランは月額5400円です。
したがって、月額300円でwi-fi機能付きルータをレンタルしているのと同じということになります 。
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