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ヤマハルーター経由でWAN側にあるNTTホームゲートウェイの設定画面を表示する方法① ルーティング設定編
この記事では、NTTホームゲートウェイの下部に設置したヤマハルーターのLAN側からホームゲートウェイの設定画面を表示させる方法をご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801506816-ON7EMILI6n.jpg?width=1200)
下図のような機器構成で検証しています。
ホームゲートウェイのIPアドレスは192.168.111.1
ヤマハルーターのLAN側IPアドレスは192.168.1.1
ホームゲートウェイのLANポートにヤマハルーターのWANポートを
LAN配線し、ヤマハルーターのLANポートに検証用PCを接続します。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801543087-PEjbCOmU8y.jpg?width=1200)
ホームゲートウェイとヤマハルーターのLAN側IPアドレスが同一ネットワークにならないように設定することが必要です。
例えば、ホームゲートウェイも192.168.1.1だと、うまく設定できませんので、ご注意下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801794525-plootinIxo.jpg?width=1200)
単純に物理的にLAN配線して、つなげただけでは、
検証用パソコンより、ヤマハルーター経由でホームゲートウェイの設定画面を表示させることは出来ません。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801889607-gh3x3u7vcL.jpg?width=1200)
表示させるためには、2つの設定が必要です。
①ヤマハルーターのWANポートに192.168.111.200を割り当てる
②ホームゲートウェイに以下の静的ルーティングを追加
192.168.1.0/24⇒192.168.111.200
※192.168.111.200でなくとも、192.168.111.100でも、192.168.111.50でもいいですが、とにかくホームゲートウェイのLAN側IPアドレスと同一のネットワークアドレス帯のIPアドレスを割り当てます。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801899493-6092iGR2QR.jpg?width=1200)
別の図で見ると、下図のようになります。
ホームゲートウェイと直接接続されているヤマハルーターのWANポートに
192.168.111.200を設定して、ホームゲートウェイには、ヤマハルーターのLAN側ネットワークである192.168.1.0/24へのゲートウェイは192.168.111.200である。という設定を行います。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801912747-pyimzyhz6L.jpg?width=1200)
今回の例では、ホームゲートウェイでお話ししていますが、
ホームゲートウェイではなく、光回線直収タイプのビジネスフォン主装置であっても考え方は一緒です。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801916609-5rrzx3SoOV.jpg?width=1200)
上記の2つの設定を実施することで、ヤマハルーターLAN側から、ホームゲートウェイの設定画面を表示させることが可能になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1665801947013-yb3fk6W7R6.jpg?width=1200)
それぞれの機器への具体的な設定を動画で見たい方は下記をご覧ください。
今回は、ホームゲートウェイにルーティング設定を追加することで、
ホームゲートウェイの設定画面を表示できるようにしましたが、
実は、ホームゲートウェイ側に設定追加することなく設定画面を出す方法があります。
その方法に関しては、次の記事でご紹介したいと思います。