高校時代英語のテストで赤点ばかりだった私がアメリカの短大を成績優秀者で卒業するまで②
高校時代
まず、高校に入るまでの英語力ですが、中学まではそこそこの成績でした。
というのも、小学生の時英会話教室に通っていたからです。ですが、親に言われて通っていたようなもの。親には申し訳ないですが、やる気はなく、宿題も全然していませんでした笑
英会話教室に行く日に車の中で適当に答えを書くだけ。CDを聴いた回数も、聴いてないくせに毎日聴いたフリをして数字だけ記入。
まるで小学生が夏休みの最後の日に、とりあえずなんでもいいから答えを書いて宿題を提出する、毎回そのような感じでした。
単語テストがある時も、当然わからないので、わかりません、と何度言ったことでしょう。
先生のことも好きではなく、毎回英会話教室に行くのが億劫でなりませんでした。
それでも、ズル休みをすることなくちゃんと行っていたことだけは偉かったと思います笑
毎日色々な習い事をしていたので大変でしたが、お休みすることは滅多にありませんでした。
通っていた効果は少なからずあったようで、中学時代では100点を取ることが何度かありました。
英語は苦手だったものの、お勉強はそこそこできたのです。
その後、県内でも有数の女子校に進学。
ですが、最初の授業で完全に挫折します。
5文型って、なんぞや。
アメリカのESLに通った今でも思います。なんだったんだろう、あの授業と。
ただひたすらと文型について説明を受ける私たち。文型は確かに大切です。
ですが、初っ端から文型の種類とか何が違うとかそんなのだらだら話されても何も楽しくありません。ぴちぴちの高校生です。もっと楽しい授業がいい。
ただおっさんがだらだらと文型について語るだけの授業に面白みなどあるはずもない。つまらなすぎてむしろ意味がわかりませんでした。今でのあのショックは覚えています笑
その後の高校時代の英語の授業では、ずっと問題を解いていた記憶しかありません。
問題集を家で解き、授業で答え合わせばかりしていたように思います。
そのような授業で英語が楽しい!と思えるでしょうか。同級生の誰に聞いてもつまらない授業だった、あそこで挫折したと言います。
先生が、前回授業でやった範囲と同じところを繰り返していても、誰も指摘せず、誰が当てられてもみんな大正解していたときの気持ちよさとクラス全員の無言の団結力は半端じゃありませんでした。
それでも本当に楽しくなかった。つまらなかった。
先生の授業のやり方がよくなかったのかもしれません。
でもできなくて当たり前です。
だって、英語って”語学”なんですよ。
机上で問題集と睨めっこして、英語が話せるようになると思いますか?
英語を聞き、理解し、自分で答えが言えるようになりますか?
なれるわけありません。
単語テストや穴埋め問題、長文問題、そのような紙に書かれた英語をただひたすら読み、書き、正解をただ探すだけの作業で、楽しいと思える人が稀なんです。
もちろん、単語を覚えたり、文法を勉強したりすることも大事です。
ですが、ESLに行ってわかりました。
英語は英語で学び、インプットだけでなくアウトプットが非常に大事だと。
だが高校時代の私はその大切さに気づくこともなく、ただ課題をこなす毎日。テストは赤点ばかり。提出物を期限までに出して、行きたくなくてサボった日もありましたが、授業に出席することで成績表の赤点はなんとか免れていました。
英検も、同級生は1発で受かるのに、私は何回か受けて、やっと受かるほどでした。
英会話に通っていたおかげなのか、耳がいいからなのかはわかりませんが、発音だけは綺麗にできたので、2次試験で落ちたことはありませんでした。
そうこうしているうちにJKの日々は進み、あっという間に最上級生。
次は高校3年生 受験時代についてです。