夢と現実と選択肢の話
僕は20代半ばまで「ミュージシャンになる」ことを夢見て活動していました。
結果的にはプロにはなれなかったけど、多少は稼げるくらいにはなったよね。が今の僕。
なんとも言えない中途半端さが僕らしいのですが、そのおかげで分かったこともあります。
僕の夢が叶わなかった理由は
「選択肢がなかった」
これに尽きると思います。
今日は選択肢について僕の気づきを好き勝手に綴りますので、暇な方はどうぞ呼んでください。
夢には消費期限がある
「夢には消費期限がある」
まずは、ここを認識しないとダメ。
認識のないまま夢を追えば、僕みたいに中途半端になって最悪の場合は人生をこじらせます。
でも、夢の消費期限ってわかりにくいですよね?
わかりやすく言ってしまうと
「夢を追える年齢」
こう定義できるでしょう。
たとえばスポーツ選手になりたいなら、20代前半までが夢のリミット。
野球でもサッカーでも大学進学後に結果出しておかないと、プロの選手になれる可能性は低いのです。
なぜなら、スポーツは体力的な能力が求められるから。
20代なら体力的に全盛期だし、経験だって積んでいける。
しかし、30代は体力的な問題で引退する人も増えるし、下り坂と言われる時期です。
プロチームだって将来に期待できる若い選手に投資する意味合いも含め、年俸を払います。
あなたがチームオーナーなら、30代でプロになりたい人に年俸を出せますか?
あと何年プレーできるのかわからない人には、お金を出さないでしょう。
こんな感じで、夢には消費期限があるわけですね。
夢の消費期限は選択肢で乗り切る
先ほどは、わかりやすいようにスポーツを例えにしました。
では、ミュージシャンや漫画家などの夢の消費期限はいつ?って話ですがこれは簡単。
夢を追う希望より不安が大きくなったとき
これが夢の消費期限が近い合図です。
わかりやすく書き出してみましょう。
・仕事など将来への不安
・金銭的な問題への不安
・先の見えない暮らしの不安
人が夢を諦める理由は、上記が当てはまるでしょう。
ちなみに、僕の夢が尽きた理由でもあります。
周りの人が結婚をしたり、家を買ったり社会的に成功と言われるステップを踏んでるのを見ると誰でも焦りますよね。
「俺はいまだにこんな状態なのに…」
「いつまでもこんな生活を続けるのか…」
こう感じ始めれば、夢の消費期限に近づいていきます。
では、夢の消費期限を伸ばすにはどうするのか?
ズバリ「選択肢が増えるように行動する」に限るのです。
夢を追うなら定職についておけ。
それもバイトじゃなくて、正社員だ。
今の僕なら、過去の僕にこうアドバイスします。
仕事があれば夢の消費期限を伸ばすことができる。
夢が叶わなくても仕事はあるし、お金についての心配もしなくていい。
将来への不安を消すこともできる。
夢を追うために、この選択肢を持つことは最強なのです。
お金があれば、将来への不安も緩和するし目先の暮らしの不安も解消される。
お金が尽きる時、夢も一緒に尽きてしまうのです。
(こんなことキンコンの西野さんも著書で語ってたね)
正社員だと夢を追えないという幻想は嘘
僕が20代で夢を追っている時に言われていたことです。
「正社員だと時間が取れないし、夢を追えないからフリーターがいい」
これは嘘だと、今ならはっきりと言えます。
正社員でも夢は追えるし、有給を使えば時間だって捻出できる。
お金も入るし、必要なものは買い揃えることができるし必要な投資がしやすい。
実は正社員で夢を追うのは、1番効率がいいんです。
正社員が夢の邪魔は、社会を知らない若者の幻想だと言えるでしょう。
選択肢を持つことは生き方に大きな影響を与える
これまでは「夢と選択肢」について綴りました。
選択肢を増やすことは人生に大きな影響があるわけですが、その中でもわかりやすいのが「学歴」とか「資格」というのもあります。
学歴があれば年収何千万円の企業に入るチャンスもあるし、お金はそこそこで働きたい人は地方の中小企業で働いてもいい。
弁護士資格を持ってるけど、服が好きだからアパレル業界で働いてもいい。
これが選択肢を増やすってことだけど、生き方の道が増やせてるのがいいですよね。
この逆なら学歴もないし資格もないから、選択肢は存在しません。
自分の理想とする生き方をしたいなら「選択肢」は常に増える方を選ぶことが大切です。
30代を超えてから選択肢の大切さを知る
こんなに偉そうなことを綴る僕が選択肢の大切さを知ったのは、30代を超えたときでした。
この歳になると結婚もして、子どももいます。
そうなると他の女性と恋をする選択肢はなく、チャレンジしたいことがあっても家族が頭の中にちらついて挑戦できなくなるでしょう。
歳をとると自然と選択肢は減るのです。
若い人ならいくらでもチャレンジはできるし、恋だってたくさんできるでしょう。
だからこそ若い世代には「選択肢が増える方法を考えてほしい」なんて思ったりするわけです。
選択肢が減れば辛いことも増えるし、生き方も先細りして長い人生がつまらなく思うのです。
「このまま同じ仕事をするのか?」
「俺の人生はこんなんでいいのか?」
朝、目覚めてこんなことを考える朝に幸せはありますか?
選択肢があれば、いろんな人生を選ぶことができるのです。
今日は、走り書きで思ったことを綴ったので乱筆ですが僕の後悔と反省を書きました。
では、このへんで。