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叶えられなかった母の夢

こんにちは。 
今日は1月11日 ゾロ目の日! 


今日は朝から神社にお参りしつつ 
参道にある「おみくじせんべい」を
買いにでかけた、みずようかん。です 


そのおみくじせんべいは 
来週、友達のウチで開封する予定(笑) 


さてさて、今日は母の話を。 
わたしの母は小柄で145㎝ほどの人。 
そんな小さな母が、家族6人の食事、 
洗濯、買い物といっさいを切り盛りしていた 


そして、「天然さん」だった  
ちょうどわたしが小学生のころ 
世の中に「シャーペン」というものが 
流行りだした 


それを手に入れたわたしは母に 
「これ、どうやって使うと思う?」  
「どっか押すんやで」と自慢げに言ったら 


なぜか母は先の尖った方(芯が出るほう)を 
押して「イタッ!」と叫んだ人(笑) 


笑わせてくれる、かわいい母だ 
そんな、天然・母のおもしろいできごとは 
まだある 


遠足の日のお弁当。 
さぁ、お昼だ!というときに
何が入ってるかな~~と 
ワクワクしながらフタを開けたら 


な、なんと、お弁当の中に 
半分に切ったバナナがーーーーーー! 
次の瞬間、バナナのなんともいえない臭いが 
漂うことに・・・・・ 
(おまけにバナナ変色してたし) 


一瞬にして、ほかのおかずも 
食べることができなくなった
衝撃的な出来事だった 


お弁当にバナナを入れる発想が 
天然というか、ありえないというか 
それ以来、母にお弁当を頼むことは 
なくなった(笑) 


そんなかわいらしい母は 
大学に行きたかったらしいが
父親(わたしの祖父)が亡くなったことで 
家業の自動車屋を助けることになり
進学できなかったと話してくれたことがある 


だから、わたしが大学に進学した時は
自分のことのように喜んでくれた 


わかんないけど、母は社会にでて 
男性同様に仕事をしたかったのかも 
しれないと、ふと思った 


まだまだ 
女性は家庭でという時代だったけど 
母はきっとやりたいことがあったんだと 
思う 


わたしにも 
「これからの時代 
大学は絶対でてたほうがいい」 
ってずっと言ってた 


自分が叶えられなかった夢を 
わたしに託してたのかもしれないな‥  


そんな母が
「お母さん、これからは 
好きなことやっていこうと思ってる」
って言ったことがあった 


でも、その夢はかなわなかった…  

 
お母さん、 
わたしがお母さんの夢を叶えるね 
わたしが好きなことをして 
わたしの人生を愉しむから 
 
 
母はきっと、あちらで父と 
仲良く暮らしながら 
好きなことをやってるはずだ 


楽しそうな母の顔が目に浮かぶ 

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