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苦手なことってあっちゃダメ?

わたしには苦手なことがたくさんある 
なんといっても料理! 
センスがないのか、がんばっても 
そのお味に自信がもてない・笑  


絵を描くことも苦手 
小学生の時、写生大会で描いた絵は 
トラウマ的なダメージをくらった 


遠近感が表現できなくて 
ぜんぶが同じ位置にある…
みんなに大笑いされたっけ  


だから、立方体を描くことも苦手 
線の長さが違うのか 
平行な2線を描けないのか… 
いまだに描けない(笑) 


なんでもできるようになりたくて 
努力はしてきたつもりだが 


がんばり続けたからこそ
やっとやっと、わかったことがある 
それは 
苦手なものを頑張っても苦手なまま
だってこと 




わたしの大好きな絵本作家 
ヨシタケシンスケさんの本に 
『結局、できずじまい』というエッセイが
ある 


これ、わたしの中でも大好きな一冊 
なぜなら、”できないこと”を 
悪いこととも、いい事とも捉えず


ただ、できないんですよね~とだけ
表現しているから。 



それって
そんな、できない自分さへも 
認めているからこそ
うまれる表現なのかと思う  


できないこと、苦手なことが多いわたしは 
ほんとこのエッセイに癒された 


できないことさへも 
可愛らしいと思えるようになってきた 


そして、苦手なところをなくしてしまうと 
得意なこともなくなってしまうよって 
聞いたこともある 


なぜなら、この世のものは 
陰と陽のセットでできているから。 
 
 
そんな話をたくさん聞き続けてきた 
今の私はこう思う 


苦手はあっていい


こう思えた時
息子に苦手なこともがんばれ!という 
わたしはいなくなっていた(笑)

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