セックスはしたくないが抱き合って眠りたい
(すごく直接的なタイトルですみません。消されたりしないかな。)
こないだ仲良しの先輩と飲みに行ったときに恋バナをした。
恋ではないが、それに近しい出来事があったのでそれについて話そうとした。
が、うまく話すことができなかった。
酔っぱらっていたからなのか、話すのが嫌だったのか自分でもよくわからないのだが、言葉を続けることができなくて自分で自分に驚いた。
別にもったいぶるようなことでもなく、
「こんなことがあって、こう思ったんですよ~~~」という感じで話そうと思って話し始めたのに。
なんでそんなことになったのかまだよくわかっていないので、
書きながら自分なりに考えようと思う。
あのとき話したかった出来事としては
「東京にいる友人の家に泊まらせてもらったとき、一緒のベッドで寝ていたが寝付けなかった。
ぎゅうして寝たいなと思い、ずいぶん迷った末にくっついたら「寒いの?」と声をかけられてびびった。(寝てると思ってた)
わたしがどう返事しようかと迷ってああ、とかうう、とか言っている間に
何も言わずにぎゅうしてくれた。」
といったことで、(書いていてだいぶ気恥ずかしい)
それに対して感じたこととしては
「なんだかとてもよかった。」
ということだった。
何が「なんだかとてもよかった」のか、
思い返して考えたらやっと言語化できた。
「見返りなしで自分(わたし)がしたいことをしてくれたこと」がうれしかったのだと思う。
わたしの考え方として「人に何か与えないと何か与えてもらうのが怖い」
みたいなところがある。
人とでかけるときにはお金を多めに払ったり、
マッチングアプリで出会った人に奢ってもらったら、「セックスさせてあげないとちょっと申し訳ないな」と思ったり。
(なお、わたしの対人関係のスタンスについての意見等は求めていない)
なので
セックスしてないのに抱き合って眠れるのか、という喜びがあった、
ような気がする。
それに加えて
素面状態で甘えるのはわたしにとって勇気がいるので
それを受け入れてもらえたのがうれしかったような気もする。
わたしの願望としてはタイトルの通りだ。
性愛は多くの人にとって切り離すことのできないものではないかと思う。
生きているうちに、似たような人に一人でも多く会ってみたいなと思う。