assertion 実践編(失敗)



↑気が付いた。


本心を伝えるのことが決して悪ではないことを知ったはいいものの、
わたしは本心(特にネガティブな感情)を外に出すことがすこぶる苦手らしい。

といいつつポジティブな感情は得意かと言われればそうではなく、
出すほうがよい/出すべきだ、という強迫観念により鋭い人にはわざとらしさが伝わるらしい。


手始めに家族には本心を伝えてみようと思った。
例えば、「今はその話聞きたくない」「それわたしやりたくない」「もっとこうして欲しい」とか。


ノンアサーティブコミュニケーション、非主張型

わたしの家族は、父と弟がおしゃべり好きだ。
特に父は、相手がどういう状況かなんて全く気にせず喋り続ける。
性被害に遭い、調子が悪い日は父と話すのが耐えられない日があった。
それを伝えようとしたが、伝えようとすると涙が出てくる。
今まで父を否定したことはなかったし、父を邪魔し(ようとし)た事はなかったし、父に本心を伝えたことはなかった。
また、わたしは父との相性が本当に悪くて、結局は伝えらず、ニコニコするしかできなかった。

初対面の人には特に主張ができない。
マッチングアプリで会った人には、もうほんとに何も言えない。
LINE交換したくないだとか、電話したくないだとか、本当は会いたくないだとか。
もう関わることのない人に対しても、相手がどう思うかが気になりすぎて伝えられない。


職場の人にも何も言えない。
おっぱい何カップ?なんて聞かれたときにはもうほんとどうしていいかわからなかった。
相手との関係が気まずくなるくらいなら、答えた方がマシだと思った。

アグレッシブコミュニケーション、攻撃型

妹へは、一緒に暮らしていることもあり言いたいことはたくさんあった。
先日調子が悪く、妹の彼氏が家に来ることがすごく嫌だったのでそれを伝えようと思った。
結局伝えることはできたが、妹を怒らせてしまった。
わたしはassertionを目指したつもりであったが、自分のことしか考えられてなかったようだ。


大学時代の友人にも攻撃的になってしまったことがある。
仲人をつとめた友人カップルの、彼氏と話すと彼女から1週間無視された。
彼女のオリモノの色を毎日聞かされた。
彼女に依存され、毎日の行動を監視された。
わたしは、冷静に自分の気持ちを伝えるべきだったが、たまらず、彼女を突き放してしまった。
とても攻撃的だったと思う。


部活動時代の後輩へは、部活を辞めさせる選択までさせてしまった。
彼女の部活中の練習態度が心底気に食わなかった。
わたしは彼女に丁寧に伝えていたつもりだったが、彼女に精神的苦痛を与え続けてしまっていたようだ。
本当に申し訳ないことをした。


今の産業医にも、攻撃的な態度をとってしまっている。
わたしはあるラインを超えるとノンアサーティブから急にアグレッシブに切り替わってしまう。


アサーティブコミュニケーション

Iメッセージを意識しながら伝えることを目標にしている。
YOUはこれをしたいんだね、わかる、
でもIはすこし嫌かも…、
がわたしの持つアサーションのイメージ。

これがとにかく難しい。
どうしても相手を不快にさせてしまうようだ。
わたしは、を伝えると相手は必ず嫌な顔をする。
伝えかたが悪いのか、下手くそなのか…


アサーションができる人は、どうやって相手を不快にさせずに自己主張できているのか。
不思議でたまんない

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