assertion 気付き編
わたしは月に2度カウンセリングを受け、
「assertion」を目指している。
assertionとは、コミュニケーションの方法のことで、
自分の意見を飲み込み我慢することや、
逆に一方的に主張を通すことをせず、
相手を尊重しながら自分の意見を伝える方法である。
assertionを知ったのは、つい最近のことで、
それまでわたしは相手の意見を立てることこそが1番だと本気で思っていた。
相手の意見を否定しないことこそが、美しい。
そのせいでわたしは嫌な思いをすることがしばしばあったが、
それでも相手を全く傷つけていないと本気で思っていたし、
己を犠牲に人のために何かをやれていることが本当に心地が良かった。
笑顔が気持ち悪い
何考えてるかわかんない
本心を話せよ
、と言われたことがある。
わたしは当時も変わらず自己犠牲に陶酔していたから、心底驚いた。
しばらく飲み込めなかった。
普通に意味もわからなかったし、こんなに頑張っているわたしにそんな失礼なこと言うなんて!と憤りも感じていた。
でもしばらく経って、
わたしこそが、もしかしてすごく失礼なことしちゃってるんじゃないかと思い始めた。
否定しないことは、相手と向き合っていると言えるか????
翌日からその先輩にだけではあるが、作り笑顔をするのを辞めてみた。
彼は本心を話すわたしのことは受け入れてくれた。
(ただうまくいったのは数ヶ月だけで、その期間でわたしは彼の好みの人間を完全に把握し、いつのまにかそれに擬態していた。彼から寵愛を受けることになるが、それが消えるのが怖くて、再びわたしは本心を話すことができなくなった。)
(この件はまた別のnoteでかく。)
本心を伝えるのは決して悪いことではないらしい。