僕には友達がいない②
子どもと過ごした週末
今回は、『僕には友達がいない①』のつづき。
子どもが学校で、
さみしい思いをしていることがわかった週末。
その後の行動と、
私の思いや考えをリアルタイムで伝えていく。
夫が持って帰ってきたモノ
仕事から帰ってきた夫が、
持ってきたモノは、
グローブ2つだった。
私
『え、なんでグローブ?』
夫は、野球をするわけでもない。
しているところは、みたことがない。
週末に
子どもとキャッチボールをするために
実家から持ってきた。ということだった。
夫が小学生の頃、使っていたグローブ。
30年以上も前のモノ•••
モノ持ちがいいなぁ。という驚きと。
先週末は、サッカーをして、
今週末は、野球。
子どもとの時間を考えて
作ってくれているんだな。と思った。
次に、
おばあちゃんは•••
夕方に、ボードゲームを持ってきた。
学校で、友達が将棋をしていて、
子どもは、
『僕は、賢くないから将棋は、
できないから、休み時間は遊べない。』
と言っていた。
"賢くない"なんて
言葉どこで覚えてきたんだろう。
学校で、話に出るのかな?
うちでは、賢い、賢くないとは
話したことがないため、
そのキーワードに、
引っかかっていた。
おばあちゃんに、
子どもの学校での様子を伝えると、
すぐに
ボードゲームを持ってきてくれた。
夜に、将棋の説明
夫は将棋が分かるということで、
子どもに、挟み将棋を教えていた。
私には分からない•••。
小学校2年生で、将棋をやることに
正直私は驚いた。
私の子どもの頃は、小学校2年生で
将棋をしていた思い出がまずない。
今の小学生は、すごいなと思った。
子どもは、その日の寝る前までには、
挟み将棋を覚え
対戦することができるようになっていた。
子どもだからなのかな?
覚えが早いなと思った。
私は、歴史の本を•••
友達は、歴史の話をよくしていて、
これもまた、
『僕は、賢くないからわからない。
話がわからないから、話に入れない。』
ということだった。
小学校2年生で、武田信玄とかの話。
私にはこれもまた、全く分からない。
でも、子どもが気になる
というのであれば、
本を読める環境にしたいと思った。
お兄ちゃんが、5.6年生の時に使っていた、
歴史の漫画の本を取り出して、
子どもに、みるか聞いてみた。
すると、
『見てみたい。』
ということだった。
しかし、
漫画の漢字には、
ふりがながふっている漢字もあれば、
ふってないモノもある。
わからない漢字は、
『ママこれ、何て読むの?』
と、何回も聞かれた。
漢字が、苦手な私は、読めず困る•••。
子どもが、
ヘイSiriに聞こう。
と、
聞いてみるが、わからない漢字が結構ある。
ヘイSiriに毎度聞くが、
今度は話が進んでいかない。
せっかく本があるけど
これでは、
ダメだと思った。
本当に興味があるのであれば
小2でもわかる歴史の本を
図書館に借りに行こうと子供に伝えた。
しかし、
友達と話すために
将棋をしたり、歴史を学ぶことが、
引っかかる部分が大きかった。
物事を知る、学ぶ、きっかけにはなるが、
本人に興味がないのに、
友達と話す目的のために、
それらを習得する行為に違和感があった。
子どもが本当にそれでいいのか
苦しくならないのか、
その友達と過ごす環境は、
子どもにとって居心地が良いんだろうか。
と、引っかかっていた?
担任に伝える
週明け、担任に、子どもの思いを伝えた。
トラックに飛び出した意味
さみしい思いをしていたこと
『僕には友達がいない』
と、言っていたことを伝えた。
担任からは、学校での様子を教えてもらった。
休み時間に外遊びをしていても
すぐ教室に戻ってきて
タブレットをやっていた。
みんなといるより、
1人でいる時の方が
落ち着くから、
そういう行動に繋がっていたのかなと、
話があった。
これからは、
しばらく学校の登校は、
途中まで夫が付き添い、
子どもが辛くならないよう
見守って行こうと思う。
歴史と将棋については、
興味がないのに無理に覚えるのは、
違うと思うので、
子どもは、
本当はどうしたいか、
何を知りたいか聞いてみようと思う。
子どもに、
家族みんなで見守るよ。
支えるよ。
1人じゃないよ。
って伝え、
子どもが居心地が良い環境が
みつかるといいなぁ。
と思っている。
自分の子どもがつらい思いをしていると
本当につらくなる。
これから大きくなるにつれ
まだまださらにつらい環境も
現れてくるんだろうけど。
小学2年生で、
こんな悩むことになるなんて
予想していなかった。
悩みの大きさ?種類って
子どもが成長するにつれ
どんどん
悩みも進化してきているなと思った。