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「履歴書の構成」って知ってる?

こんにちは!ペアケアデンタルという、
歯科衛生士さん向けの転職サービスを提供している、古川です。

転職を考えている歯科衛生士のみなさんにとって、
まずはじめに「履歴書」と「職務履歴書(職務経歴書)」を準備しなければいけないけど、そもそもどのように書けばいいの?と戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。

このように、これらの書類の違いやそれぞれの基本的な構成について、あまり詳しく理解していない方も多いのではないでしょうか?

それぞれの書類の役割や書き方を正しく理解しておくことで、転職活動をスムーズに進めることができます。

この記事では、歯科衛生士さんの転職活動における「履歴書」と「職務履歴書」の違いと、それぞれの基本的な構成について解説します!


1. 「履歴書」と「職務履歴書」の違い

まず、「履歴書」と「職務履歴書」の違いを明確にしましょう。それぞれの書類は、転職活動で求められる内容や役割が異なります。

「履歴書」:基本情報の整理と自己PR
「履歴書」は、ご自身の基本的な情報を記載する書類です。
氏名、住所、連絡先、学歴、資格、職歴、自己PRなど、転職先の企業や医院がご本人の人物像を知るための基本的な情報を整理します。特に、採用担当者の方が短時間でみなさんの経歴を確認できるように、簡潔で見やすい形で書くことが求められます。

「履歴書」に記載する主な項目

  • 氏名、住所、連絡先:これらの基本情報は必ず記載します。

  • 学歴・職歴:新卒の場合は学歴から記載しますが、転職の場合は職歴が重要となります。

  • 資格:歯科衛生士免許や、その他関連する資格を記載します。

  • 自己PR・志望動機:自分の強みや転職の理由を簡潔にアピールします。

「履歴書」は、転職先に対して自分がどんな人物で、どのような経験を持っているのかを簡潔に伝えるためのものです。ここで求められるのは、誤字脱字のないこと、情報が最新で正確であること、そして読みやすいレイアウトになっていること、です。

「職務履歴書」:詳細な職務経歴と実績
一方、「職務履歴書」は、ご本人が過去にどのような職務を経験してきたか、またその中でどのような成果を上げたかを詳細に記載する書類です。

歯科衛生士さんが職務経歴書を求めらえるケースは非常に稀ですが、高年収の転職の場合は求められる医院もあります。

自分がどのように貢献できるかを具体的に示すため、職務履歴書は特に重要です。歯科衛生士としてのスキルや実績をしっかりアピールするために、具体的な仕事内容や成果を数値や事例を交えて記載することが求められます。

「職務履歴書」に記載する主な項目

  • 職務経歴:勤務先、勤務期間、役職、業務内容を時系列で記載します。

  • 具体的な業務内容:歯科衛生士として担当した業務(診療補助、予防処置、歯科衛生指導など)を詳細に書きます。

  • 実績:患者数の増加、予防処置の効果、チームでの改善活動など、数値的な成果を示すと効果的です。

  • スキル・経験:特に強みとなるスキルや得意な分野(例:ホワイトニング、インプラントのケア、患者対応)をアピールします。

「職務履歴書」は、単なる経歴の羅列ではなく、転職先で即戦力として活躍できることを証明するための重要なツールです。

2. 「履歴書」と「職務履歴書」の基本的な構成

次に、「履歴書」と「職務履歴書(職務経歴書)」それぞれの基本的な構成について詳しく見ていきましょう。

「履歴書」の基本構成

「履歴書」は、基本的な情報を整理するためのフォーマットです。一般的には以下の項目が含まれます。

  1. 個人情報

    • 氏名(フリガナも記載)

    • 生年月日(西暦・和暦どちらも可)

    • 住所(自宅住所)

    • 連絡先(電話番号、メールアドレス)

    • 写真(履歴書用の証明写真を添付)

  2. 学歴・職歴

    • 学歴は最終学歴から記載し、職歴は最新のものから逆順で記載します。

  3. 資格

    • 歯科衛生士免許やその他関連する資格を記載します。

  4. 自己PR

    • 自分の強みや転職理由を簡潔にまとめます。

  5. 志望動機

    • なぜその医院や歯科医院で働きたいのか、転職の理由を述べます。


「職務履歴書」の基本構成

「職務履歴書」は、過去の職務内容や実績を詳細に記載する書類です。以下の項目を基本に書いていきましょう。

  1. 職歴(業務経験)

    • 勤務先名、勤務期間、役職、主な業務内容を詳細に記載します。

    • 各職場での役割や実績を具体的に示すことがポイントです。

  2. 職務内容

    • 具体的に担当した業務を時系列に沿って記載します。

    • 歯科衛生士として行った診療補助、予防処置、歯科衛生指導の内容を明確に書きます。

  3. 実績・成果

    • 成果を数値化することで、より具体的に実績を示します。

    • 例:患者数の増加、治療の効果向上、売上貢献金額、業務の効率化など。

  4. スキル・特技

    • 得意分野や持っているスキル(歯科衛生士としての専門的な技術やコミュニケーション力など)をアピールします。


3. 「履歴書」「職務履歴書」作成時のポイント

いくつかのポイントを押さえておくと、より効果的に自分をアピールできます。

「履歴書」のポイント

  • 簡潔にまとめる:採用担当者は多くの履歴書を短時間で確認します。重要な情報を簡潔にまとめ、余計な情報は避けましょう。

  • 誤字脱字に注意:履歴書に誤字や脱字があると、ご本人の信用性に影響を与えます。丁寧にチェックしましょう。

「職務履歴書」のポイント

  • 成果を具体的に示す:数値や事例を用いて、実績を具体的に示すことが大切です。例えば、患者数の増加や改善点などを数値で示すと説得力が増します。

  • 業務内容を詳細に記載:歯科衛生士として行ってきた業務内容を、できるだけ具体的に書くことで、転職先が転職者ご自身のスキルを把握しやすくなります。

4. まとめ

[履歴書]と[職務履歴書]は、歯科衛生士さんの転職活動において非常に重要な役割を果たします。それぞれの違いや基本的な構成を理解した上で、しっかりと準備を整えていきましょう。

[履歴書]では自分の基本的な情報を簡潔にまとめ、[職務履歴書]では過去の業務経験や成果を具体的にアピールすることが大切です。

どちらも院長や採用担当者に自分の魅力を伝えるための大事なツールですので、ぜひこの機会にみなさんのこれまでのご経歴をふりかえり、お仕事に対する想いを丁寧に作成されてみてください。

転職活動が進んでいく中で、もし[履歴書]と[職務履歴書]について不安や疑問があれば、我々ペアケアデンタルにお気軽にご相談くださいね!

プロのカウンセラーと一緒に、みなさんおひとりおひとりが、ご本人の納得の行くよりよい転職活動ができるよう願っています。

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このコラムを書いた人

実は、空手黒帯を保持しています!組み手が得意ですよ★

古川千尋(ふるかわちひろ)
大学卒業後、法人営業に従事。歯科衛生士さんという存在は、私も幼い頃から現在も定期検診などプライベートで大変お世話になっています。そんな歯科衛生士さんおひとりおひとりの十人十色な魅力を、歯科医院さまへ丁寧にお伝えします。歯科衛生士さんにとって大切なご転職でのキューピットになれるよう、尽力します。


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