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献花


東京開催スタート

4/20より2024年の東京開催。
先月は中山競馬場にデビューして
この東京開催までの間
正直週末がつまらない(笑)
と身体が嘆いていたのも本音。

主人が所有するPATでチビチビと遊んでいたものの
本来の目的が「お金」ではないので
グリーンチャンネルでは物足りない感満載。

これはマジで病気だ(笑)馬不足(^▽^)/

ようやく東京開催になりました。

2024年は何故か1月の開催から東京開催であれば
毎週ミッションかのように競馬場に出掛け
週末の楽しみにインプットしてしまったことが
そもそものきっかけ。
単純に暇つぶしのはずが本気の暇つぶしになってしまったことに
主人は苦笑。
でもあくまでも「暇つぶし」のていは譲らず。

どうしてそれが可能なのか。
それは娘も理由のひとつ。

東京競馬場からそんなに遠くない場所で
アルバイトをせっせとしている現状。
その娘をお迎えに行くという口実が一番の理由。
お迎えに行く時間まで
競馬場で暇をつぶす・・・

正確にはそういうことにしている(笑)

どうしても行く理由があった

競馬ファンでなくても耳にしたニュース。
藤岡康太騎手の落馬事故。
そして返らぬ人となった現実。

競馬場にいつも必ず存在している救急車。
その意味を思い知らされる出来事。
これほどまで命がけで本気な職業はあまりないと思う。

その事故の前にも
高知競馬場での塚本雄大騎手の落馬事故・・・
本当に言葉にならないことが続いていることに
ワタシはどう感じたらいいのか
正直戸惑った。

でもホームグラウンドでもある東京競馬場での開催。
初日は甥の野球応援を優先させたので
翌日の4/21日のチケットは手配。
その後主人からの情報で
この開催週に藤岡康太騎手の献花、記帳台が設けられるというので
ワタシに出来ることが見えたのが
本当に嬉しかった。

それがどうしても行く理由。

前日、息子の投資馬が京都でレース

甥の野球応援にてこの日の競馬場行きは見送った。
とはいえ
今、最も熱い夫婦の応援馬がレースに。

レースに出る時は必ず保管用に
「がんばれ馬券」
を購入してコレクションしている。

通称「がんばれ馬券」とも呼ばれているもので、馬券でありながら稼ぐ為に買う訳ではない馬券という、他の券種とは全く違う特徴を持っている券種の事を応援馬券と呼びます。
馬券でありながら稼ぐ為に買う訳ではない馬券。

bing調べ

高校野球応援の前に場外馬券場に立ち寄り
お目当ての馬券のみ購入に。
その場外馬券場にも藤岡騎手への記帳台が設けられていた。

トイレに行くと離れた主人を探していたら
その記帳台にてメッセージと名前を連名で記入していた。
場外馬券場のその配慮に感謝して応援に向かったのだけれど
翌日にも記帳するからここはパス!という
そういう気持ちでなかった主人に「ナイス!」と言いたい。

WINSでも沢山の記帳がありました。

そして肝心な応援馬は
藤岡康太騎手のお兄ちゃんが騎乗。
これはこれは!!と全力で応援。
スタートダッシュは最高の最下位でしたが
とっても愛おしい限りです。
・・・爆笑しちゃいましたけど。
上げて下げる、よくご存じで!!

到着!献花台を探す。

翌日、野暮用を済ませて夫婦で向かう東京競馬場。
あさイチではないので
娘のバイト先の駅前に車を停めて
電車で向かいました。
そして花屋さんに立ち寄り献花を。

これまでは
東京競馬場前駅までの電車でしたが
何度も通っているうちに
府中駅から歩いても全然大丈夫という
ウォーカーならではの見解にて
この日も府中駅下車
徒歩で東京競馬場に向かう。献花を持って。

大國魂神社を仰ぐ

大國魂神社を歩いて15分もしないうちに見えてきたJRAのロゴ。
「ただいま~」とか思っちゃうあたりヤバい(^^;)

あらかじめ競馬場に行く時は席の確保は必須なので
スマホで提示⇒入場する。

競馬場の空間。
開放感に包まれるその感じはいつ来てもワクワクする。

でもそれより何より献花を!!
というワタシをよそに
パドックに引き込まれてなびいて飲み込まれてしまってる主人に
献花行こうと誘ったら
「昨日WINSで記帳したから俺はいい。」

( ゚д゚)ポカーン

もうすっかりお馬さんワールドになってる主人を責める気もないので
ならばとテクテクひとりでその場所をあてもなく探す。
広い広い東京競馬場。
何となくこの辺?と思いつつ予想がハズレ・・・
Xでググる。

特設会場の場所を調べてその場に向かうと
涙が出そうになった。
そのまま持ってるお花を・・・と思ったけど
これは絶対主人も来なきゃダメ!!と強く思い
その場を通り過ぎ待ち合わせの観戦席に向かう。

本気モードでパドックにいたらしい主人は
ワタシより後に席に到着。
ちゃんとチミも行かないとダメだよと諭して
主人のタイミングで向かうことに。

忘れないよ!

やっと一息入れてくれた主人を連れて
向かった特設会場。
沢山の献花と沢山の人たち。
みんなどんな思いでいるのかと思いつつも
きっと同じ思い。

正直そんなに気にしていなかった騎手。
「お馬」推しのワタシには騎手はあまり興味なくて
それでも今では騎手追っかけのサインちょーだい光景も
何だかとっても微笑ましく
そういう楽しみ方もあるんだろうなとは認識してた。
騎手からの競馬ファンになった方々も沢山いる。
となれば藤岡騎手のファンも当然存在しているのは容易に想像出来る。
その方々の思いをまたこの場で感じたら
泣けてきた。

そして何よりもこの命がけの騎手という使命を
全うした藤岡騎手に敬意を感じた。
これこそ魂を賭けた姿なんだろうと。

用意した花を捧げ手を合わす。
生まれたばかりのお子さんもいるという。
でも誇りに思って欲しい。
奥様もお子様もこんなにも愛されてる藤岡騎手を。
その方から愛されてるご家族。

「お疲れさまでした。」「ありがとう。」
主人の書いたメッセージに連名してこの場を後にした。

ありがとう。藤岡康太騎手。

でもあれは泣けた。
皐月賞。戸崎騎手のインタビューとジョッキーカメラ。
「康太~!」の雄叫び。
・・・でもその映像、迷子(^▽^;)



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