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東京競馬場G1ミッション2024


昨年の誓い

競馬場オタクに目覚めたのは昨年。
そしてG1レースに魅了されて
足を運んだのは2回。
安田記念とジャパンカップ。

ジャパンカップを終え
競馬場からの
帰りの並木道で何気に浮かんだ
『来年はここでのG1レース、全部参戦したい!』
という、まるで大学生の競馬覚えたての若者のノリかのような
そんな思いが浮かんで……(  ⌯₄⌯)
隣を歩く主人に言ったら
半笑いで
言葉は風に飛ばされてた
( ̄▽ ̄;)
その野望。

とはいえ
気づけば静かにその思いは地固めされ
年明け2月のG1に向けて
1月の後半からせっせと
イレギュラーをレギュラーにすべく
東京競馬場に行くことに
惜しみなく情熱を注ぎ込んで来た。

……チケットを手配してしまえばよい。

簡単な事だ(笑)

行くきっかけさえあれば
あの時半笑いだった主人も
その気になるのは時間の問題で
ワタシのペースに侵されてる🤣

もう1月から動き出してた
『東京競馬場でのG1制覇2024』

もちろん2月のフェブラリーSは
激戦の中
運良く兄貴親子の分まで当選を果たし
賑やかに始まった。

出だし好調。

それからというもの
春の立て続けにあるレースにも
指定席争奪戦に毎週毎週明け暮れ
二十歳になりたての娘にまでアカウントを作ってもらい
念願のダービーにも
ワタシは東京競馬場で
芋洗いの芋と化して存在出来た。

本望。最高。

そして暑い夏を終え
待ちに待った秋の東京開催。

ワタシの誓いを果たすレースが
今始まったらしい( ̄▽ ̄;)

プチトラブル。

毎週のメインレースに的を当てると
必然的に競馬場に出向くのは日曜日という
そんな設定が災いを呼ぶ。

おおよそ完全週休二日制になった主人の仕事。
なら
日曜日でいいだろうという目論見。

いつものようにチケットを手配していると
ただならぬものがジワジワと襲ってきて
主人に叱られた(笑)

「勝手に入れ込まないで欲しい。」
( ゚Д゚)!

もちろん東京競馬場に行くことに関しては
もう主人も当たり前のように
楽しんでいる。
むしろワタシより熱心(笑)
なのに・・・突然どーしたものか。

でも言っていることは間違っていない。
確かに自分都合最優先だったのは言うまでもなく
ここは素直に反省した。

てっきり大丈夫かと思いました~。的な。
主人には唯一のお休みを
勝手にアレンジされたくないのは当り前のことで。
それなりにお休みの時間は使いたいと思う。

でも既に10月はすべて日曜日で設定の
しかも20日まで手配ずみというタイミングで
見事にピンチ。

なら、最終週を土曜日に・・・
なんてことは出来ない。
最終週はまだ参加したことのない
秋の「天皇賞」なのだから!!(笑)

・・・そこ?(笑)

なのでチケットの手配はキャンセルして
天皇賞に軸を置こうかという
ワタシの中の流れ・・・。

何せ
チケットの手配が二週前だけに
ここは先手先手でコケたようなもので。
思ったらまっしぐらのこの性格は
幼子の時からこの歳まで実は継続しているのかと
頭を抱えてしまった。
まぁ、そういう奴なのね。自分。

と反省の時間をしっかり味わい
結果
次からはしっかりお尋ねすることを誓い
10月の参戦はすべて日曜日ですという
予定に固定となった。

・・・チケット取ったなら仕方ない。
と主人。

実はその流れになるのは
20年以上も夫婦をやっていれば分かっていた(^▽^;)

天皇賞 秋。動く。

ミッションはいよいよ佳境に入り
春のチケット争奪戦を思いだす。

でも
ダービーであれだけ燃えて燃え尽きたチケット争奪戦。
その先にあった
本チャンでのダービー初体験。
その経験は50代夫婦の貴重な思い出となった。

そしてその経験が
これからをまたより良くするものになっていると
東京競馬場に足を踏み入れるたびに
感じている。

プチトラブルがあったものの
目指しているのはまずはこの秋の天皇賞。
もちろんこの東京開催から競馬場の入り口から
スタンドの出入り口も
ゴール板も
すべてパープルで天皇賞と彩られた装い。

入る前から天皇賞www

チケット申し込み前から
煽る煽る(笑)
JRAもさすがだ。
この演出はヤバいと思っちゃう。
まるで歌舞伎町のホスト看板のよう(^▽^;)
(もしくはキャバクラの看板?!)←コラコラ。

去年の勝ち馬 
イクイノックスが見事に映えている。
これを見て何も思わない人は
この場所にはいないだろうと勝手に想像しながら
何度も目に留まるその姿に惚れ惚れしてる
どこかのオバサン←ワタシ(笑)

ダービーで背中に存在していた
スマートシートの人たちの中に
この天皇賞こそは一緒に仲間に入れてもらおうと
あの時の願いを現実にすべく気持ちを込めて
申し込みをした。

しかも、主人と自分のアカウント
時間差で(笑)

願いが叶う。

抽選結果発表当日。
18時前に主人と自分のスマホを既にログインして
並べて待つ。
10秒前からリロードの繰り返し。

G1のチケット争奪戦では
これが当たり前のスタイル。
その先にある
当選後の席位置争奪戦が控えているから(笑)

18時を過ぎ
リロードした二つのスマホの画面。
赤と緑。
・・・赤があるということは
「当選!!」
それもワタシのアカウント。

と感動している場合ではない。(^_^;)
その先の席位置争奪戦に
手際よく進むのだけれど・・・
思うことは皆同じで
いい位置はすぐに埋まる。

今回当選したスマートシートは
フジビュースタンド4階西。
ゴールに近い位置。

ゴール板周辺からどんどん埋まっていく
それも1秒が勝負のこの世界。
しかも奥深くこだわりを追求しているからこそ
埋まっていく席の様子は毎度同じ。

前に人がいない、区切りの位置。
つまりは階数の最前列から埋まって行く。

前に人がいない。
これはかなりのポイントなのであります。

なのでしらみつぶしのように
4階の最前列を指定して申し込みを押す。
そして既に埋まっているというメッセージをくらい
また違う場所を指定して
先を越されてまたやり直す・・・

それを真剣にトライしている姿は
滑稽らしい。
正面で主人が、横で娘が苦笑いしているのだから。

幾度か挑戦しているうちに
ゲット出来た満足な観覧席。
ひとりで歓喜して満足しているこの感覚は
何度味わっても楽しくて仕方ない。

かつて入手困難なライブのチケットの電話予約に
繋がった時の喜びに似ている。

もう既にこの時点でワタシはその観覧席に座っているかのようだ。

また会える。
あの盛り上がりに。歓声に。エネルギーに。

息子に会えるだろうか。

我が家の長男。
かつては競馬好きで
バイトも東京競馬場だった強者。

一通り楽しんで
今はもう過去の趣味になりつつあるとはいえ
いつもつるんでいる友人の競馬熱に付き合い
秋の天皇賞だけは
つるんでいる友人で出掛けるという
暗黙の了解のイベントになってるらしい。

おそらく友人を競馬に導いたのは
息子であることは間違いない。(笑)

ということで
今年も天皇賞は来るのだろうか。

今は都内でひとり暮らす長男。
自分だけの生き方で好きなようにしている。
そんな息子に競馬場で会うというのも
なかなかのもの。

まさか
両親がこんなにも東京競馬場に出向いているのも
知らないであろう。

友人含め三人でのイベントなので
指定席ではなく(2枚しか取れない)
入場券で来るはず。
確か去年の天皇賞は
芝生でメインレースまで寝ていたと言っていた(笑)

果たしてこのイベントは今年も開催されるのであろうか。
だとしたら
東京0⃣レースに出馬して
芝生の場所取りするのだろうか。

ならば
この指定席を入手した暁に
あさイチで入場して
場所取りを買って出ようか・・・

こんなことに母心を費やそうとしているのも笑える。
(実際、主人を利用する➡走らせるww)

息子にLINEしてみよう。
滅多に連絡を取り合わない親子ですが。


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