最近の採用市場について思うこと
こんにちは。
兼業面接官Zと申します。
私は某中小企業で、物流関係の管理業務に従事しています。
と言いつつ、かれこれ十年くらい会社に面接官を兼任して行っています。
基本的に、新卒・中途関係なく、一年中どこかの採用の時には面接を行っている感じです
今回は、最近の採用市場について、感じていることを書いていこうと思います。
このアカウントは、定期的にこういった読み物を更新していこうと思っています。
肩の力を抜いて、軽い気持ちでお読み頂けたらと思います。
1⃣マッチングの良いところ・悪いところ
”マッチング”って便利だな~って純粋に思う今日この頃・・・
最近のアプリでは、様々なAIの活用で”マッチング”の活用をして、最初からの「ミスマッチ」を減らすように工夫してくれています。
採用の市場においては、”コスト”の意識が強い為ミスマッチをできるだけ減らしたいというのは、面接する側もされる側も思うところではないでしょうか?
その反面、「目に見える条件」や「あくまでも自己申告であること」を踏まえて、提示しているものから引き算で考えるような風潮については、「
もったいないな~」と思うこともあります。
「じっくり時間をかけて理解する」という手順が抜けているというのが率直な感想です。
2⃣本当に大事なこと
ある程度においては、フィルターをかけるので問題ないと思っています。
なぜなら、無数の選択肢(特に現在は、選択肢が非常に多い!!)がありますので、吟味するための時間確保が本当に難しくなっているからです。
但し、自分の中での「優先順位」を決めるために絶対に譲れないことを明確にしていることが大事だと思います。
例えば、恋愛において「年収500万以上」という条件を出していたとしましょう。・・・でも、それは本当に必要な事でしょうか?
自分が本当に望む相手に、「年収制限が必要なのか?」「その金額ないと達成できない何かがあるのか?」など、自分に問いかけて、本当の条件が何かをあぶりだす必要があります。
本当に大事なことは、自分の中にしかありません。
その部分を無視したままでは、どの会社を選んでもやっぱり後悔するのです。
3⃣結局は自分の人生と向き合う
採用も就職もそうですが、自分の人生についてどれだけ考えるかが全てです。
実際面接していると、本当のことを言ってないな〜ということはなんとなくわかってしまうものです。
それは面接官も同じでしょう(笑)
どうなりたいか?を突き詰めて、その時思ったことを面接の場で話すことができれば、早々落ちることはないでしょう。落とす理由がないからです。
それでも落とされたという場合は、単にニーズが違っていただけのこと。
本人の能力は全く関係ありません。
面接のスキルを磨くだけでなく、一度自分に問いかける時間を作ってみたらいかがでしょう?
コスパ、ダイパ重視で捻り出した時間の使いみちの参考にしてみてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも皆さんの参考になれば、嬉しいです。