中小企業向け 中途面接の受け方①
こんにちは。
兼業面接官Zと申します。
私は某中小企業で、物流関係の管理業務に従事しています。
と言いつつ、かれこれ十年くらい会社に面接官を兼任して行っています。
基本的に、新卒・中途関係なく、一年中どこかの採用の時には面接を行っている感じです。
今回は、中途向けの面接の受け方について、中小企業の面接官がどういうふうに見ているかを書いていこうと思います。
特に、意外とやってしまうことについては、触れていこうと思いますので、注意してみていてください。
このアカウントは、定期的にこういった読み物を更新していこうと思っています。
肩の力を抜いて、軽い気持ちでお読み頂けたらと思います。
1⃣中途の面接を行う意味
中途採用の面接を行う意味では、大きく二つあります。
(1)欠員が出た為の”人員補充”
(2)業務拡大などの”人員補強”
よって、それらの状況によって、実は少しですが募集する要件が違ったりしています。
”人員補充”の場合は、現存している組織(「部」や「課」や「チーム」など)が、通常に業務を行っている中に入っていく状態です。
”人員補強”の場合は、組織を作っていく段階の可能性もあり、具体的な指示系統や業務の定義が不明確な状態になっていることが多いです。
中小企業の場合は、特に「一人の人が業務を行う領域が広い」ことが多分にあります。専門外のことも要件に含まれることも多いので、企業側が求めている内容を理解することは、面接を進める意味で非常に重要です。
2⃣中途面接をする面接官の心情
中途採用を担当する面接官の心情を語る前に、中途採用を行う状況を簡単に説明すると、とにかく「スピード」と「タイミング」を意識しています。
”人員補充”にしろ”人員補強”のどちらだったとしても、どちらも早めに結論をつけたいところ。
新卒採用と大きく違うのは、「入社のタイミングがそろうことはない」ため、とにかく「人(人柄や能力)を重視し、ミスマッチを防ぐ」ための思考が働きます。
万が一、現場の問題が解決しないような採用だった場合には、「誰が面接したんだ~」と非難の声が上がってくるからです。
そうなっては困るので、面接官の心情としては「問題なく、今の現場に溶け込んでくれる事」を意識して、できるだけ”失敗しない”採用をしたい考えています。
3⃣中途採用の面接の受け方 ~個人面接①~
それでは、ここからが具体的な面接の中に入る部分になります。
ちょっとノウハウな部分になりますので、ここからは有料記事にさせてもらおうと思います。
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