氷川女體神社【埼玉県さいたま市緑区】
訪問日:2007/07/01
住所:〒336-0916 埼玉県さいたま市緑区宮本2丁目17−1
祭神:奇稲田姫命
(配祀)三穂津姫尊、大己貴尊
社伝では、崇神天皇の時代に出雲大社から勧請して創建されたと伝える。
旧見沼を一望できる台地の突端「三室」に鎮座し、旧三室郷の総鎮守大宮氷川神社(須佐之男命・男体社)、中山神社(大己貴命・王子社)と合わせ、武蔵国一宮と称された。
三社は一直線上に配置され、太陽は夏至に大宮氷川神社に沈み、冬至には
氷川女體神社から昇る。
祭祀は御船祭と称し、隔年の九月八日に見沼に坐す女神に行われていたが、享保12年(1727)に見沼新田の開発で、沼中の祭祀が不可能になり、やむをえず磐船祭と称し、沼跡の新田の中に小山を築き、舟形の高壇を設けて周囲に池を掘り、ここを見沼に見立てて祭祀を行うこととした。
境内社