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【本要約】『解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法』馬田隆明さん

皆さんこんにちはちゃむです。😀
先日結婚記念日に、都内のとある場所に2人で向かったのですが、現地で外国人女性2人に突然話しかけられました。
話を聞いてみるとブラジルから初めて来日し初日であると。約50時間かけて観光に来たらしく、東京の景色に圧倒されているとのことでした。🇧🇷🌎️
約3週間の旅行らしく、非常に楽しそうにしておりましたが、私は心のなかでそんなに長くお休みを取れるなんて…。と羨ましいと感じておりました。笑
いつか3週間かけて海外旅行に行きたいものです。✈️✈️✈️

それでは要約をしていきます。

思考をクリアに、行動を具体的にするための「解像度」を上げる方法論


『解像度を上げる』は、複雑で曖昧な思考を明確にするための実践的なアプローチを提供する一冊です。馬田隆明さんは、日常や仕事で遭遇するあらゆる問題に対し、「深さ」「広さ」「構造」「時間」の4つの視点から考えることで、考え方をクリアにし、解像度の高い理解を得られる方法を解説しています。これにより、状況の全体像や本質的な課題を把握し、実行可能な行動に繋げやすくすることが可能になります。
各視点のポイント

  1. 深さ

    • 問題や課題を「深く」掘り下げ、根本的な原因や本質に迫る視点です。表面的な事象や結果ではなく、なぜその問題が発生したのか、背景にある要因を追求することで、より核心に近づく思考が可能になります。

  2. 広さ

    • 問題を異なる観点や多様な情報源から考える視点です。視野を広げることで、多角的に物事を理解でき、意外なつながりや新しい解決策が見つかりやすくなります。幅広い情報をもとに判断することで、偏りのない全体像を把握できます。

  3. 構造

    • 問題や思考に整理された構造を持たせることです。分解や分類によって要素を整理し、それらの関係性を見える化することで、複雑な問題もわかりやすく、取り組みやすくなります。これにより、論理的な思考が促進され、より明確なアプローチが可能です。

  4. 時間

    • 時間軸で考える視点です。短期的な視点だけでなく、長期的な影響や変化を見据えることで、持続的な解決策や将来的な展望を描くことができます。時間的な変化を考慮することで、思考の深みと予測力が養われます。

    • 『解像度を上げる』は、曖昧な思考に明確さを持たせ、実践的な行動に繋げるための指針を示しています。「深さ」「広さ」「構造」「時間」という4つの視点から思考をクリアにすることで、日々の課題や問題解決に対する理解が深まり、目的に向かって効率的かつ効果的にアプローチできるようになります。この「解像度の高い思考法」は、ビジネスだけでなく日常生活にも応用できる、実用的かつ意義のあるスキルです。

それではアクションプランに落とし込んでいきます。

1. 深さ:課題を掘り下げて本質を理解する

  • アクション: 日常で疑問や問題が発生したとき、まず「なぜこうなったのか?」を自問し、少なくとも5回は「なぜ」を繰り返して考えます。

  • 実施例: 例えば、仕事でうまくいかないことがあれば、「なぜ自分がこの作業を苦手と感じるのか?」を掘り下げる。原因がスキル不足であれば学習プランを立てたり、実際の課題に合わせて必要なスキルを磨く行動をとる。

2. 広さ:異なる視点や情報源からの考察を意識する

  • アクション: 一つの物事について、異なる視点を意識的に取り入れる。意見が異なる人に話を聞いたり、複数の情報源を参照する習慣をつける。

  • 実施例: 何かのプロジェクトや課題に取り組む際、別の部署の意見を取り入れたり、関連するニュース記事を読むことで、視点を広げて新しい考え方を取り入れる。

3. 構造:考えを分解し、整理する

  • アクション: 考えや情報を要素に分解して整理する。例えば、ノートに箇条書きで書き出す、マインドマップを作るといった方法で、複雑な情報を視覚化します。

  • 実施例: 週のスケジュールやプロジェクトの進捗管理を分解し、タスクごとに見やすく整理する。さらに、それぞれのタスクの優先順位や相互の関係を明確にすることで、仕事の効率と全体像の把握を向上させる。

4. 時間:短期と長期の視点で物事を考える

  • アクション: 短期的な結果と長期的な影響の両方を考慮した行動をとる。1週間後や1か月後にどのような成果を得たいかを意識しながら、小さな一歩を日々の行動に取り入れる。

  • 実施例: 健康管理を例に、短期的には毎日10分の運動を行い、長期的には半年後の健康診断に向けて食生活も改善するなど、行動計画を立てる。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
また来週。👋

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