映画の感想をまとめました。
今回は、おすすめしていただいた映画の感想を書いてみました!
見た作品は、「プラダを着た悪魔」
「セッション」
「浅草キッド」
この3つです!
どれも違ったジャンルの作品ですが、とても食い入って見てしまう映画ばかりでした!
①プラダを着た悪魔
この作品は、ファッション誌のカリスマ的な編集長の秘書に就職した女性主人公が、仕事や恋に悩みつつも奮闘していく姿が描かれたものです!
ファッション業界とあるだけあって、衣装などを見ると誰もが憧れる華やかな一面がありますが、仕事そのものへの向き合い方を考えさせられるような内容でした。
また、よく話題にもなる「仕事と恋人どちらを取るか?」という話題についても言及しているように感じました。
仕事を捨てて家族や友人や恋人のもとへ向かう人、全てを犠牲にしてでも業界での成功を考える人。
仕事の捉え方はそれぞれであり、自分が望んでいる世界になることが幸せなのだと。
「こんな世界望んでなかった。」
こんなふうに考えたことのある方は見てみると参考になると思います。
②セッション
この作品は、名門の音楽大学に通う主人公が、とあるバンドを指揮する教官と出会い、次第に音楽の道へと足を踏み入れていくものです。
映画の時間は106分ととても短いですが、より一瞬に感じられるほどスピード感のある作品でした。
普段サスペンスものばかりを好む私ですが、この映画はヒューマンドラマでありながらも、常にハラハラ感がありました。
この映画を調べると、ラストのシーンが特に有名的であるとありました。
その期待はいい意味で裏切ってくれると思います。
エンドロールが流れていても、なかなか身動きを取れなくなるほどだったので、普段映画を見ない方にもおすすめです!
③浅草キッド
この作品は、みなさんご存知のビートたけしがデビューするまでの実話をもとにして、浅草芸人の姿が描かれています。
テレビがどんどん普及して劇場の客足が少なくなっていく中、深見千三郎という師匠に惹かれて弟子入りをしていくのですが、なによりその師匠が格好よすぎるんです。
深見千三郎という男について
萩本欽一、長門勇、ツービートなどの師匠でありながらも、テレビ出演がほとんどないので、伝説の浅草芸人と言われています。
私は、この師匠の所作にとても惹かれました。
プロ意識をとても強く持っていて、
「芸人なら、笑われるんじゃなくて笑わせるんだ」と作中で話していたり、
弟子たちが家に帰ってくるのを待ち、部屋着からジャケットに着替えて、偶然を装ってご飯に誘っている姿があり、先輩としての背中を見せようというプライドと、直接誘うことはしないけど後輩を連れて行きたいという愛が伝わってきました。
ちなみに、作中で出てくる浅草の「捕鯨船」という居酒屋があるのですが、この作品が元々好きなので、行ったりしたこともあります!
この作品では「時代はテレビ」でしたが、これからは「時代はインターネット」になっていくんだろうなと感じました。
テレビ離れが進み、携帯一つでなんでも見られるようになっているこの現状は、果たしてエンタメの成長なのか、衰退なのか。
私は劇場で見るのが好きなので、これからも浅草には通いますが、どんどん新しく出てくるプラットフォームにも否定的にならずに、楽しんでいきたいなと思います。
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