【遠距離恋愛】 (僕)東京と福岡(彼女)のお話し
東京と福岡で1年7カ月の遠距離恋愛を続けた私たちの物語です。
飛行機で往復する日々、一緒に過ごす時間が特別なものに変わっていく様子、そして離れていても心はつながっているという実感。遠距離恋愛は決して簡単なものではないけれど、その中で見つけた小さな幸せや、ふたりの成長について書いていこうと思います。
初めは、東京と福岡という距離に不安がありました。会いたいときにすぐ会えないもどかしさ、忙しい日々に連絡が途切れる瞬間の寂しさ。でも、その距離があったからこそ、会う度に新鮮な気持ちでお互いを大切に思えたし、次に会う約束があるから毎日頑張れたのです。
2、3カ月に一回私たちの大きな楽しみでした。
去年は時間の余裕があったため、旅行に行ったりもしました。
しかし今年からはよりお互いが忙しくなるため、会える頻度が減ったり、
旅行もなかなかいけません。
それに加えてあうにはお金もかかります。
遠距離恋愛には、距離に勝る工夫が必要でした。
毎晩の電話。今でも基本毎晩電話しています。
相手の声を聞きながら安心する時間や、私たちの絆をより深くしてくれました。離れている間も、共通の趣味を持つことでつながりを感じることができました。たとえば、オンラインで一緒にドラマを楽しんだり。どんな些細なことでも、共有することで距離を越えた近さを感じられたのです。
1年7カ月という時間は、私たちにとって成長の期間でもありました。自分ひとりの時間を大切にしつつ、相手の存在を尊重しながらバランスを取ることができるようになった。物理的な距離があったからこそ、精神的にはより強く、より深くつながることができたと感じています。
遠距離恋愛は、確かに難しいです。でも、それ以上に得るものもたくさんありました。会う喜び、別れる切なさ、そしてその全てを乗り越えた先にある深い愛情。私たちの物語が、同じように遠距離恋愛を頑張っている誰かの励みになれば嬉しいです。