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思い出してみよう 初めての嬉しさを
もともと地元の友達と話すだけだったこのアカウントも、最近素敵な繋がりがたくさん増えて。
Liella!の好きなところを共有できる嬉しさ、新たな意見や視点が得られる楽しさを知り、毎日がとても充実しています。
歌詞について考察したり、そこからメンバーやキャストの関係性を読み解いたり。
Liella!の魅せてくれる一つ一つの意味が日に日に大きくなっている気がする。
だからこそ、いまラブライブ!スーパースター!!
のアニメ3期が心の底から楽しみでしょうがない。
以前はアニメ2期のネットの評価を見て悲しい気持ちになったりしたけど、今周りにいる人たちは良い所をたくさん教えてくれる。
好きなものについて話す時は「それを好きな人」と話していたいから、肯定し合える人たちで溢れてて幸せです。
ただ今回お話するのは、そんな恵まれた環境にいながらも生まれてしまった小さなモヤモヤ。
そしてそれをKALEIDOSCOREに、Liella!に救ってもらったお話。
僕は今まで歌詞というものをあまり重要視していなかった。
曲を聴く時覚える時、真っ先に気にするのは音域。
簡単に言うとカラオケで歌えるかどうか。
男性アーティストとなるとそれは顕著に出て、
「地声の音域がここまでなら僕には出ないな」
そう思って聴くのを辞めてしまったり。
だから最近歌詞を読み解くようになってから、"楽曲の持つ意味が何倍にも膨れ上がる感覚"が楽しい。
Liella!の楽曲は作詞が策士なので「複数の意味で捉えられる歌詞」が多いからかもしれない。
それはアニメで描ききれなかったメンバーたちの魅力や関係性が補完されてくようで。
そしてこう思った。もっと詳しくなりたい。
アニメも見返して紐付けたい。楽曲の持つ色んな意味に辿り着きたい。
そのように感じる度に、周りの方たちの凄さが浮き彫りになってくる。
アニメの細かいところに気づいたり、歌詞から様々なメッセージを受け取り、自分の生活に落とし込む人までいる。
そのような方たちにマイナスな感情は一切ない。
本当に心から尊敬してるし、出逢えて良かった。
話を聴くことが本当に楽しい。
ただあまりにも眩しくて、感じる必要のない劣等感を感じてしまった。
こうなれたら楽しいだろうな〜というあこがれに近いような感覚。
だから嫉妬とまで大きい感情にはならずとも、つられて深くあろうとする自分が浅く思えてしまう。
好きなことを追いかける上で、このような感情がお門違いなのも分かっている。
人と比べるものでもない。
それでもなんとなく広がるモヤモヤ。
僕は僕で、人は人さ
マイペースに頑張ればいい
頭では分かっててもやっぱ
誰かとくらべちゃう
そんな中迎えた
「Liella! ユニットライブ&ファンミーティングツアー 心・技・体!極上大冒険!! 新潟公演」
僕はDay2 昼公演の配信チケットを買った。
理由は2つあって、KALEIDOSCOREの"ハモリ"が評判良かったこと。
そして大好きな『微熱のワルツ』が披露されるかもしれないこと。
モヤモヤが生まれたとは言ったものの、新潟公演に向けてLiella!が好きな人たちと話す時間はとても幸せだった。今思えば、一時的にモヤモヤは晴れていたのかもしれない。
KALEIDOSCOREの関係性を読み解いたりして、モチベーションが自分でも驚くくらい高まっていた。
「新潟公演で何かを受け取るぞ!」
そんな気概だった。
そして開演。
トークパート、チームワークパートでたくさん笑ったあと、ミュージックパートに入る。
ソロ曲の流れが始まる。
━━前奏が流れた瞬間から涙が止まらなかった。
第一印象から今に至るまでずっと大好きな曲。
『微熱のワルツ』
目の前で優雅に踊る青山なぎささんに見惚れて、
そしてただ歌声と曲調に聴き惚れて、
涙がこぼれ落ちるくらい泣いてしまった。
それはなんだか久しぶりの感覚で、僕がLiella!を好きになってすぐ、Liella!のライブ映像を観て泣きながら感動していたことを思い出す。
「あぁ、頑張って何かを見出そうとしなくてもこんなにも素晴らしいのか」
そう思って肩の荷が下りた気がした。
そのまま純粋に浸りながら聴き進めていくと、
なんとKALEIDOSCOREが歌い出したのは
『色づいて透明』だった。
考察の段階で、曲の雰囲気が合うのはKALEIDOSCORE。ただ『Jellyfish』と歌詞の親和性が高いと感じていたため、歌うのは5yncri5e!かもしれないと予想していたところでの披露だった。
("水ん中をふわふわ漂ってる"
"光あぶくをくぐり抜けて" など)
その点でも雰囲気が合うKALEIDOSCOREが歌ってくれたことが嬉しかったのかもしれない。
そして1つのフレーズが僕の中に突き刺さる。
いろんな光を知っていく
そのスピードにね 不安になる時は
思い出してみよう 初めての嬉しさを
なにも見えない明日へ 飛びこんでく
あの高鳴りを
正直驚いた。日常のこんな些細なモヤモヤにも寄り添ってくれるのかと、今度は鳥肌が止まらなかった。
ここ数ヶ月のうちにたくさんの尊敬できる方と出逢って、いろんな光を知った。
そのスピードに、自分もこうなれるだろうかと不安にもなった。
そしてついさっき『微熱のワルツ』を聴いて初めての嬉しさを思い出した自分にとって、これ以上ないくらいピッタリなフレーズだった。
歌詞を無理に深く考えようとしなくても良いんだなと思った矢先に、僕を救ってくれたのは奇しくも歌詞だった訳で。
そう考えるとなんだか面白くなってきて、僕の中のモヤモヤはなくなっていた。
あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。
自分の心の内をさらけ出す強さを教えてくれたCatChu!
前述の通り、歌を通して救ってくれたKALEIDOSCORE
僕は僕でいいと思わせてくれた
5yncri5e!
全ユニットに勇気を貰ってこの文章を書くことができた気がします。
そして読んで少しでも共感してくれた方へ。
Liella!から受け取るものが大きすぎて「自分も何かを返さなきゃ、何かを成さなきゃ」
と思う気持ちが痛いほどよく分かります。
でもたまには肩の力を抜いてただ「良かったな」と純粋に浸って、明日からの活力にする、そんな推し方でもLiella!に充分返せるものはあると思います。
自分のペースで焦らずに少しずつ。
僕は僕で、人は人さ。マイペースに頑張ればいい。