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インドから宣伝会議賞へ応募してみた。

2023年11月1日 インド時間の9時30分。
別に体を動かしたわけではないけれど、体はほてり、頭は酸欠になった。
口の中は血の味がするんじゃないか。いや、流石にしないか。
初めて宣伝会議賞へ応募してみた。

私自身、このコンペティションがどんなものなのかすら知らないまま「楽しそう!」という想いだけで書き始めた。出会いは10月18日のX(Twitter)のポストからだった。
概要としては、月間「宣伝会議」が主催する広告表現のコンペティション。
2023年は29ある課題企業の訴求したいポイントに合わせてコピーを考える。

まずは数字を見てみよう。

合計35件の応募。
・29課題について、それぞれ1応募は完了
 └うち1課題は、5件応募
 └うち2課題は、2件応募
・気持ちよく書けた!というコピーは【11件】

Nobito 宣伝会議賞 応募数

はぁはぁはぁ。
これをまとめながらもなんだか息切れしている。
と言うのも、インドの出張期間がさらに延長になることが今朝決まったからなのも響いている。
コンペに頭を悩ませながらも、帰国できると思っていたところの延長通告。
あと一つでも何かマイナスが飛んできたら折れてしまうど。

10/18-11/1の14日間で35件だから2.5コピー/日のペースで作成。
みんなはどんなもんなんだろう。とXを除くと
「100件です」
「500件です」
「まだ1000件」
みーんなバケモンなんじゃないかと思った。
【量質転化】量は質を凌駕する。
という言葉があり、その大切さもわかっているつもりだったけれど、なかなか行動にできていなかったようだ。
1課題に向き合って量産する方法をとっている人がいたので、真似することにした。

とにかく逃げたくなった。
「気持ちよく書けた!」というコピー、そうでないコピーも含めて1件1件を赤子を産むような感覚で書き出す。パッと思いついたものもあれば、考え倒して出てきたものもある。
それを1,000件!?

出産にはエネルギーがかなり必要だとキメラアント編やトリコのトミーロッドから学んでいたけれど、コピーを1個生み出すあたりの消費カロリー量がこんなに多いとは。肌で学ぶ貴重な機会だった。
日々のインプットや仕事を通して、読書を通して、学校を通してきちんとインプットしておかないとアイデアの元となるカロリーが枯渇して死にそうになることも知った。

疑念も残る。下の3つ。
①とってもお気に入りができた!の後、また同じ課題へ他の人はどう取り組んでいるのか?
(アイデアの掛け算が楽しい!と思ったら取り組めたけれど。他の人はどうだろう。)
②逆に、数を作る時に「出来上がったけどしっくりこない」作品も残しているのか?
③コピーライティングをする人だって、それ以外の仕事がある中でどうやってインプットをしているのか?

目にするコピーがどんな想いで生まれたのか、また生み出す人がどうやって育ってきたのかを垣間見れたことが嬉しくもあり、がんばろうって思えた。
また、もし選考を通過できれば(できなくても?)審査員の方々に見てもらえて、批評をもらえる機会があるというのはとっても恵まれていることだとも思った。あわよくばズタボロになるコメントをもらいたい。

結果発表は2月らしい。
3ヶ月後にむけたタイムカプセルをセットした気分。

今は畳み掛けてきたイベントから心を守るため、一旦ふて寝をすることにする。頼んだ!起きた後のぼく。
おつかれ、今日までのぼく。

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