見出し画像

鹿児島県民が優しすぎる話

僕は毎月、地元の鹿児島県姶良市に帰って【森と暮らす分譲地GardenLaneたてまさ】というプロジェクトをやっている。

今月もまた鹿児島に戻り、仕事をしてきたんだけど、改めて鹿児島県民優しいなぁ〜!と感じたので今日はそんなお話。

GardenLaneたてまさというプロジェクトは23区画の分譲地に住んでいる皆さんと、そこに隣接した森を活用して、家のすぐ近くで遊べる空間を自分たちの力で作っていくという「豊かな暮らしを自然と遊びで作る」プロジェクトです。

土地売ったらあとはご自由に!ってのが当たり前の不動産業界の中で、その後の暮らしまで手掛けようとする有限会社姶良土地開発さんはメッチャ素敵な不動産なのでぜひチェックしてみて!

毎月のように僕はその分譲地での遊びや開拓をコーディネートしているんだけど、今月の活動はビオトープの整備。

活動日前日、ビオトープに放すためにメダカやエビを買いたくてホームセンターを巡ったんだけど、どこにも売ってない。

そこで、分譲地の皆さんが加入している公式LINEで「誰かメダカ売ってるとこ知らない〜?」と投稿しました。

すると、平日の昼間にも関わらず、何人もの人が「〇〇でメダカってのぼり旗見たよ!」とか「〇〇に売ってるらしいですよ」と情報を教えてくれたんです。

さらには、ここです!ってわざわざインスタのリンクまで送ってくれた方もいて、みんなマジで優しいなぁと感激。

「えっ?ただLINE返しただけじゃん?」

そう思った?

そう思った人はコミュニティマネジメント素人です。僕はいくつもコミュニティの維持管理をしている経験から知ってますが、この手のLINEグループや公式LINEなんて返信ないのが当たり前です。

アナタも数多く入ってる(入らされてる)LINEグループに日々投稿される、アナタとアナタ以外の何十人を含む人宛てへのメッセージにイチイチ返信しないでしょ?(ヘタしたら読みもしないでしょ)

それをこんなに反応してくれて有益な情報を教えてくれるなんてマジでみんな優しいなと思いました。

そして、その中で「今、電話できます?」と返信してくれた方から、メダカを捕獲できる場所を教えてもらい、結局活動日の当日はみんなでメダカ捕獲&ザリガニ釣り体験をすることができました。

そんなみんなの優しさを感じた翌日。分譲地のみんなが集合する前に僕は現地に到着して、近場でエビやメダカが捕れるところはないのか、網とカゴを片手にお散歩してました。

そんな夏休みの子ども感丸出しの身長188cm色黒男である僕がガードレールを飛び越え、側溝の近くをウロウロとしていると、近所のじーちゃん2人が声をかけてきました。

「そんなとこに入って何しとるか!!」と怒鳴られるのかと思い身構えると「メダカならコッチにいっぱいおったよー!」とまさかのこれまたポイントを教えてくれました。

そして一人のじいちゃんは一緒に僕をそこに案内してくれて、メダカを大量にGETすることに成功!

マジで優しくない?

そのじいちゃんは僕にメダカスポットを案内した後に、爽やかに「今度スッポンが捕れるとこ教えてなー!」と言い残して颯爽とチャリを漕いでいきました。(道中の会話でスッポン捕りの話をしたのよ)

また遭う気なんだ。

連絡先も交換してないし、名前も知らないのに。

僕の脳裏にあの名曲が浮かんだ。

『一度会ったら友達で、毎日会ったら兄弟さ♬』

またここで会おうぜブラザー!じいちゃんの背中にそう言われた気がした。

鹿児島県民のみんな優しすぎるよ。

そりゃどこの飲食店入ってもやたら大盛なはずだ。

あれマジで腹一杯で動けなくなるからさー。辞めてくんない?

いいなと思ったら応援しよう!

原田 光
①最後まで読んでくれたあなたは「❤スキ」を ②「おもろ!笑ったわー」のあなたは100円サポートを ③「勉強になったなー」のあなたは500円サポートを ④「ヤバっ!人生変わりそう!」のあなたは1,000円サポートを ⑤「光なしでは生きていけない!」のあなたは自由にサポートを