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コミュニティビジネスのポイントは緩やかな繋がり?仕組み?

昨日、「場を編む人」としてコミュニティデザインの仕事を兵庫県尼崎市でしている藤本さんのトークショーに参加してきました。

トークテーマは「遊び、楽しみながら、まちをつくる」

藤本さんの活動の話を聞くと、確かに遊びながら働いているというか、遊びと仕事がほとんど混同しているように感じました。

そしてその「遊び」の数々で重要になってくるのがコミュニティづくり。たくさんのプロジェクトをする中でその一つ一つにコミュニティがあります。

私も、森のようちえんやきどんいち、WOODYS、総合型スポーツクラブなど様々なプロジェクトをしていますが、それぞれコミュニティがあってそこのデザインというか自分や仲間の立ち位置をいつもとっても悩みます。

しかし、藤本さんはそれらに悩んでいるというより、人と繋がることを心から楽しんでいるように感じました。コミュニティ作りに関して、きっと綿密に設計しているに違いないと思いますが、それを感じさせないというか、ナチュラルな感じがとても良かったです。

コミュニティに大事なのは仕組み?それとも?

私は、地方でコミュニティを作る上でこれからは仕組みがとても大事だと思ってました。でないと、地方特有の昔ながらの人付き合いというのは若者には受け入れ難いし、

「ボランティアでするのが当たり前」
「全員参加せんといかん」
「LINEグループでは発言しないと」
「もう逃げられない」

みたいな悪しき組織となってしまう気がしたので、そうならないためには仕組みをしっかり作るべきと思っていました。

しかし、昨日のお話を聞いてみると、逆にそれに固執するがあまり、システマチックになりすぎて「お金」「ツール」「利益」「価値」そんなものがなんだか必須になってきて、地方特有の人と人の繋がりの「良さ」さえもなくしてしまっているような気もしてきました。

この辺は本当にバランスなんだろうけど、なんだかもっと「緩やかな繋がり」があってもいいのかなと思うようになりました。

自分自身がお金を稼ぐこと、仕事をつくることに焦りすぎて本質を見失っている気がしたのです。

地域で遊休化したフィールドを使って遊び場を増やすこと、そうしてふるさとの原風景を残していくこと、そんなことを人と人の縁を繋いで仕事にしていくこと。

そんなミッションを掲げて活動していたつもりでしたが、自分が生計を立てることを意識しすぎていたのかもしれません。

もう少し、みんながゆるく繋がれて、そんな空間がスキな人が集まれて、そこで何かが生まれていく。

そういうところを目指してもいいのかもしれないと思えました。

インプットとアウトプットをバランスよく

やはりいろんな形で情報や知識を入れていくことは大事だなと改めて実感しました。

自分のやりたい事に集中するとどんどんアウトプットできるけど、一方でそればかりだと盲目になりがちなのかもしれません。

大事なのはインプットとアウトプットのバランス。

というわけで、今日は地域スポーツのシンポジウムへ。しっかり入れて、ガンガン出す。

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原田  光
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