見出し画像

書籍『楽しいの作り方』#09 遊び場運営スタッフに必ず指導する”意外な一言”とは?

ここまでマルシェのようなオープン型イベントにおいて「楽しそうに遊ぶ人々」を作るためには何が必要か?を書いてきました。

まとめると

1.体験ブース(コンテンツ)より遊び場(環境)を作る

2.体験ブースと遊び場にはそれぞれ役割がありそれを意識する
(多くの場合、体験は『集客』を遊び場は『楽しいづくり』を担う)

ということでしたが、じゃあ自分がイベントの主催者になった時に「遊び場を作ろう!」と思ってもなかなか難しいのが現実だと思います。

主催者側で用意するには、現場スタッフに圧倒的に経験値が無さ過ぎてどうしたらいいか分からないというのがほとんどだと思います。遊び場のスタッフと言うと、子供好きでその扱いが上手くて優しい人がいればOKでしょ?といった保育感覚で考える人が多いですが、この感覚だとまず間違いなく失敗します。

ここで言う失敗というのは、何か大きな事故やトラブルが起こるとか、遊び場のサービスが提供できなくなるとかそういった類のことではありません。最初の遊び場設営の目的「イベント会場で楽しそうに遊ぶ人々を作る」という点が達成されないという意味での失敗です。

本書を読んだ方が真っ先にミスりそうなことなので、先に書いておきますが、あくまで目的を見失わないようにしないといけません。イベント会場ではとりあえず遊び場をつくりゃいいってことではない。そこで子供が遊んでりゃいいってわけでもない。遊び場を何のために作ったのか?その目的は達成されたのか?ここをちゃんと考えることが大事です。

そのためには遊び場における運営スタッフの働きがとても重要になってきます。と言っても何か資格がいるわけでもなければ研修が必要なわけでもありません。ちゃんとポイントを押さえてそこを意識できれば誰にでも出来ます。

そこで本書では遊び場を運営する上でのポイント、私がいつも運営スタッフに「ここ気を付けて」と話しているところなども紹介していきます。

まず、私がいつも運営スタッフに真っ先に言う一番大事なこと。それは

「あまり働こうとするな」

です。



いいなと思ったら応援しよう!

原田 光
①最後まで読んでくれたあなたは「❤スキ」を ②「おもろ!笑ったわー」のあなたは100円サポートを ③「勉強になったなー」のあなたは500円サポートを ④「ヤバっ!人生変わりそう!」のあなたは1,000円サポートを ⑤「光なしでは生きていけない!」のあなたは自由にサポートを