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マスオさん生活のデメリット。テレビという昭和文化。

アニメ「サザエさん」に登場するマスオさんと同じように婿養子じゃないんだけど、妻の実家で妻の両親と同居する。通称、マスオさん生活。

そんなマスオさん生活という環境下で子育てに奮闘する様子を綴ったマガジン「マスオさん生活子育て日記」

今回はマスオさん生活をしながら子育てをする際のデメリットの1つを紹介します。

テレビのある暮らしを変えれない世代

マスオさん生活をしていて邪魔だと感じるのがテレビだ。だって見ないんだもん。家でテレビを見る習慣なんてほとんどない。YouTubeやNetflixなどの動画コンテンツで十分だ。

だからテレビはリビングになくても全く困らない。たぶん僕らが両親と同居ではなく自分たちだけの暮らしをしていたら間違いなくテレビはリビングに置いてない。

でもこの家には当然のようにみんなが過ごすリビングにテレビが鎮座している。おじいちゃんおばあちゃん世代にとってテレビはなくてはならないものだ。1日の多くの時間をそいつの前で過ごし、情報源はもちろんテレビ。そいつがいない生活なんてもはや考えられないのが今の60代以上の方々。

スマホは持ってるし、YouTubeを見たりもする。でもやっぱりテレビのある暮らしは変えれない。というより変える必要がない。だから別にそれ自体を否定するつもりはない。好きなように過ごしたらいい。

もちろんテレビでだってYouTubeは見れるし、ゲームだって出来るんだからあれば困らないだろう。そう思う人も多いはずですが、そいつがリビングにあることによる弊害もある。それに気付けるアナタはたぶん子育て世代だろう。

子育て世代はリビングにテレビがない方がいい

子供のいる家庭でリビングにテレビがあることによるデメリット。それは言わずもがな子供がテレビ(ここではYouTubeやNetflixも含む映像コンテンツ)に縛り付けられることだ。

ボタン一つで起動して、いくらでも見放題。昔の地上波のみのテレビなら好きな番組がなかったりCMが多かったりして見るのを辞めることもできるが今は違う。そいつで好きなチャンネルを好きなだけ見れてしまうんだから。そりゃずっと見てるよ。

そしてそいつは厄介なことに画面が一個しかない。だから結局子供同士でチャンネルの取り合いになる。ケンカになる。泣く。親がキレる。

さらに平和的に見てたとしてもみんながいるリビングで一番大きな画面で子供が大好きなYouTubeチャンネルを延々と見ている。この状況がよくない。

だって子供が見ているそいつを間接的にリビングにいる全員が見せられることになる。ちょうど僕らが子供の頃のお父さんが見る野球中継と同じだ。

子供しか笑えない謎のノリが横行する素人感丸出しのYouTuberの動画やほとんどの大人が興味のないゲーム実況動画、ヤンキーのケンカ動画など音が聞こえてくるだけで何だかイラッとしちゃうという経験を多くの親がしてるはずだ。

しかも子供だから同じやつとかを延々と見る。音楽とかセリフとか覚えちゃってんすけど!!

個人のスマホやタブレットなどでイヤホンつけてしてくれりゃなんの問題もないんだけど。リビングにでかでかとテレビが鎮座しちゃってるもんだからよくない。

もしこれがリビングにテレビが無ければ・・・。

2階の部屋に行ってPCの電源を入れてYouTubeを開いてというのは多少の手間になる。そうなると宿題を終わらせて風呂を済ませてから見ようとなるかもしれない。それぞれが個別のデバイスでひっそりと見ることになるかもしれない。

リビングにテレビの代わりに本棚があったら、YouTubeではなく漫画や図鑑や絵本を読んでるかもしれない。机に紙をいつでも広げていたら絵を描いたりしてるかもしれない。

そういう環境を作りにくいのがマスオさん生活だ。

リビングは家族団らんの場所。みんなでテレビを見る場所。そんな昭和文化はもうあるものとして捉えていくしかない。

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原田 光
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