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お金が貯まるライフスタイル
節約は大変だよね、でもお金は貯めないとね、という話を書いてきた。
我慢や努力の割に効果が大きい「貯める方法」を以下に列記してみた。
1.収入アップ
1-1.今の仕事で労働時間を増やすか出世する
お金のためだけの残業は良くない。でも、家庭の事情や健康状態の問題で長時間労働できない同僚の分を肩代わりしながら、昇給や待遇改善を上司に求めていくのはあり。
出世とはいえ管理職なんてなるものじゃない、みたいな世間の声もあるけど、やってみないとわからないことはいくらでもある。特に、女性は家庭だったら仕切り担当になりがちだし、コミュニケーションも得意なので、実は管理職に向いている。どうしても心配なら、管理職になった後でも白旗上げたら平社員に戻れるか、会社の制度などを確認しておくと良いのかもしれない。このあたりのことは会社や部門によるので上司や人事に聞いてみよう。
1-2.ダブルワークをする
体力がある、自由になる時間がそこそこある、という人で公務員でなければ、アルバイトをするのが手っ取り早い。単発のイベントや試験監督みたいなもので1万円稼ぐのは1万円分節約するより簡単。本業と健康に差し支えなければ、早朝の品出しを数時間やってから本業、とか、本業が終わってから夜の学習塾講師、とか、休日昼時に飲食店、とか、いろんなアルバイトができる。
1-3.持っている物を売る
効果は非常に低いが、オークションやメルカリでちまちま売ると数千円になるものもある。家が片付く分、狭い家でも快適に住めるのが良い。手作り系はよほど腕とセンスに覚えが無いと売れないので、既製品の不要品を売ること。転売やせどりは在庫リスクが高いので勧めない。
最近ヤフオクを眺めていてびっくりしたのは、食品パッケージのマークが懸賞応募用に意外と高値で取引されていること。うちもちょいちょい買う商品だがパッケージはいつも捨ててるし懸賞応募もしていない。溜めてヤフオクで売ったら確実に千円とかになるんだねー。
2.支出ダウン
2-1.一人暮らしをやめる
家賃と光熱水道費を大きく圧縮できる。彼氏彼女との同棲の他、実家に帰る、ルームシェアする、シェアハウス物件への引越などを模索したい。
低賃金では結婚もできない、というボヤキをよく目にするが、低賃金だからこそ、さっさと結婚して二人で働きつつ生活コストを下げて、お金を貯めるのがおすすめだ。結婚自体は役所に婚姻届を出すだけ。新しい姓の銀行印は作る必要があるけれど、最近はネットで安く作れる。ウェディングフォトを「くらしのマーケット」などで安く撮ってもらって、身近な親族と友人と一緒に軽く食事でもすれば地味婚成立だ。そういえば私も結婚式はしなかった。それで何も困っていない。
2-2.外食をやめる
外食は人件費がかかっているので高い。自炊には自炊のコストがあるので、そこは良い塩梅を各自で考えたいところではある。例えば、同じものでも外の店で食べるよりはスーパーなどで買って家で温めて食べる「中食」の方が安上がり。米だけは家で炊いて、おかずだけ買うのも良いだろう。上級者は単身でも毎日弁当持参で出社するとか。前日夜や休日などにある程度おかずを作っておくと朝はそれほど時間をかけなくても作れる。
休日のランチなどに気分転換として家族で外食する習慣がある人は貯まらない。調理の手間を省くなら中食、イベント感を演出するなら、ホットプレート料理やたこ焼きパーティーなど、安上がりな方法はいくらでもある。小学生の頃は友達の家でクレープを焼いて食べたな、そういえば。
2-3.自販機・コンビニを使わない
同じものがスーパーやディスカウントストアで安く買える。もっと言えば飲み物はコーヒー豆なりティーバッグなりを買って自分で淹れる方が、はるかに安くて質の良いものを飲める。
いやあ、普通だわ。普通過ぎて引く。でも、起業とかアフィリエイトとか書かなかったぞ。誰でもできて現実的なことしか書いてない。
実は、この記事は下記に感銘を受けて書いた。
「起業」だの「自分への投資」だの、情報商材界隈にありがちな、ふわふわ口当たりは良くても効果の見込めない方法論の真逆。若いのに超堅実でカッコいい。すごいぞ、ワニさん。