もうすぐ生まれる 2024/10/20
もうすぐ生まれる。
毎年、この時間(朝起きてから出生時間までの間)はカウントダウンをしてしまう。
毎年、生まれ直しているのかもしれない。
今頃、肩を回しているのかも、とか。
お母さんは「もう少しですよー!」とか言われてるのかも、とか。
何とも言えない気持ちになる。
そして、ただ生まれてきたことへの感謝の気持ちだけになる。
誕生日があってよかった。
誕生日がないと、日常の中ではわたしは自分が今ここにいることが奇跡でしかないということを、心底思うということができないかもしれないから。
生まれてきたことへの感謝、生命であることの歓喜、内側に満ちてくる言葉にならない感覚。
わたしはここにいるのだ。
そして、それは全て与えてもらったものだ。
わたしが生まれたいと思ったから生まれてきているのだし、世界の創造主もわたしかもしれないが、それだけではわたしは生まれることはできない。
わたしが生まれるためには、その前に続く壮大な生命の綾が必要で、時間が必要で、出逢いや、ご縁が必要で、この世界そのものが、宇宙が必要なのである。
ひとつを創造するということは、同時に全てを創造することなのだ。
何か一つだけが何の関係もなく独立してこの世界に存在することはない。天啓的に受け取ったものは、この世界ではない違うパラレルからのメッセージだとすれば、そのパラレルとの結びがIntuitionであり、出逢いでもある。それは、まだ形になる前の生命誕生の瞬間と同じことだ。
わたしがいなかった世界線から、わたしが存在する世界線へ。
その世界は、産まれる前からはじまっていたし、産んでもらったあとも事象を超えて続いている。
明日、今日まで逢わなかった人に逢うかもしれない。
何かをきっかけに、全く知らなかった自分が出てくるかもしれない。
出逢いが出合いを呼び、出会うことで導かれていく新しい世界がある。
生きるということは、人生とは、未知との遭遇だ。
でもその未知はきっと魂にとっての既知で、その既知の感覚がこれまでもこれからもわたしを導くのだと思う。そして、預かり知らぬところで、目の前の人達に、自然に、世界に、導いてもらえていることを、受け取っていくのだとも思う。わたしはなかなか気付けないから時間がかかるけど、そうやっていつも知らなかった、気付けなかった愛を受け取っていく人生なのだと思っている。だから、いつもごめんなさいと思っていて、ごめんなさいと思いたくなくて気付かないふりをしている。何度も忘れて何度も思い出すこの感覚を、今朝はまた、ちゃんと思い出すことが出来た。
もう、生まれる。
おめでとう、2024年のわたしへ。
2024/10/20 (237/366)
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