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吉野家株売却しました

長年(多分20年以上)所有していた吉野家株を売却しました。
とても思いれのある吉野家ですが、会社を辞めてからは、株主優待券を使う頻度が減ったこと、今年は収入がほとんどないので、基礎控除内の利益であれば、売却益に税金がかからないので売却することとしたものです。

吉野家との出会い

私は、昭和35年(1960年)の生まれです。吉野家を知ったのは、王選手のコマーシャルだと思います。「やったね、明日はホームランだ」とかというCMです。
でも、実際に食べに行ったのは高校の時だったと思います。多分、並が300円だったのではと思います。当時、居酒屋の養老乃瀧が養老牛丼を200円で出していて、あまりにも安いので、高校生でもちょっと引いてしまう感じだったのを覚えています。
でも、本当に偶に食べる感じで、好きだったのかどうかは覚えてないです。

会社員時代の深夜ごはん

平社員の頃ですから、昭和の終わり頃の話です。残業で遅くなった時に、24時間営業の吉野家に寄ることが良くありました。当時の吉野家では、牛丼の他は、味噌汁、卵、お新香しかなかったと思います。
カウンターに座ると、温かいお茶が出されます。(冷たい水が出されるようになったのは何時ごろからだったのでしょうか?)
お新香は、カウンターの冷蔵ケースに入っていて、自分で取るスタイルでした。ですから、「並」とひとこと注文して、野菜も食べないとということで、冷蔵ケースからお新香を取って、唐辛子をかけて食べだします。
牛丼がすぐ来ると、紅しょうがを乗せて牛丼を書き込んだものでした。とても美味しかったし、特に寒い冬なんかに、温かいお茶と牛丼は、有り難かったです。

箸の変遷

そういえば、当時の箸は丸箸でした。学食とか、会社の食堂はみな丸箸だった気がします。それが、普通の割りばしになって、最近は使い捨てはダメという風潮になって、今の箸になったという変遷です。今では、箸でなく匙もおいてありますですね。

株主優待券の変遷

私が吉野家株を購入した当時は、今と同じ500円券が10枚を半年毎にもらえました。今と違うのは、100株でも500円券10枚もらえたことです。現在は、200株でないと同じ枚数はもらえないです。
2000年位の低価格競争で、牛丼が280円になった時は、500円券ではなくて、1枚で牛丼一杯の280円券になったと記憶していますが、すぐに300円券になりしばらく続きました。
デフレと、狂牛病騒ぎで大変だった時代ですね。
その後、500円券に戻って、それが続きましたが、100株だと10枚もらえなくなったのが、数年前だったと思います。

500円券の使い方

牛丼並だと500円にならないので、お釣りをもらえない株主優待券だと、500円以上にしないといけないです。ですから、夏だとサラダセット(サラダと味噌汁)、冬だと豚汁をつけるのが、自分の定番でした。
会社の最寄り駅にも、得意先の最寄り駅にも吉野家はあったので、時間のないときの昼食として、使用頻度は高かったです。

吉野家の売却益とか

今回売却したときの取得単価が1,756円で、売却単価が3,149円でした。売却したのが200株なので、(3,419-1,756)x200=277,772円の利益となりました。
これに、今までの優待券とか配当とか考えると、たまたまと思いますが、結構もうからせていただきました。
ただ、株価の変遷を見てみると、2010年位には1,000円を切っていたりするので、今回利益が出たのも偶々なのだと思います。

今後も吉野家にいくのか??

吉野家の株を買ったのは、吉野家の牛丼が好きだったし、食べる機会が多かったからです。会社を辞めてからは、わざわざ食べに行かないといけないので、ちょっと無理やり消化していた感じでした。
8月末時点では株を持っていたので、最後の優待券が送られてくると思いますので、それは使い切るのだと思います。
優待券のなくなった後、たまには牛丼を食べたくなると思いますが、頻度はすごく減るのかなと思っています。

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