大塚の思い出
大塚で思い出すのは、昔の天祖神社です。
いまは、きれいになっていますが、その昔(昭和40年頃)は天祖神社の裏が崖のようになっていたように記憶しています。境内では、鳩のえさが売られていて、たくさんの鳩が餌をついばんでいました。
7がつく日には縁日があって、結構な数の屋台が出ていました。そんな縁日も、いつしかなくなってしまったようです。
お店で覚えているのは、中華料理の山海楼です。南口のバーガーキングがあるビルにありました。建て替えられたあとも、地下に移ってしばらくは営業していましたが、いつしか閉店してしまいました。
名物はジャンボな焼売でした。本当に大きな食べ応えのある焼売でした。
千成もなかは、今でも営業していますが、お気に入りだったチョコレートカステラは、今では販売していないようです。カステラといえば、文明堂で、おいしかったけれども、そうそう買ってもらえるものではなかったです。自宅用に買うというよりは、お土産として頂くものでした。
千成もなかのカステラは、カステラ自体が高級な感じではなかったと思いますが、縦が20㎝位ある瓢箪型をしていて、その上にチョコレートが全体にかかっているので、子供の舌に大変に美味しく感じたものでした。値段は、忘れましたが、たまに買ってもらえるような、リーズナブルな金額であった筈です。
学生時代とか、就職してからも大塚駅を使っていました。
夜遅くまでご飯が食べられたのは吉野家でした。今のようにメニューがたくさんあるわけではなく、牛丼、卵、みそ汁、おしんこくらいしかなく、「並みに卵」とか「大盛に味噌汁」とかという頼み方をしていたものでした。
箸も、割りばしではなく、使い捨てでない丸箸でした。それが、いつしか割りばしになりました。現在は、もとのように再使用する箸にもどっています。
サラダは、なかったと思います。カウンターに小さな冷蔵ケースがあって、おしんこがそこに入っていてセルフで取るスタイルでした。
いまでも頼めば熱いお茶がもらえるようですが、昔は、デフォルトが熱いお茶でした。
あと、南口の改札の左側に、カレー、スパゲティスタンドがありました。ジャンボメニューが名物で、3人前くらいある、カレー、ミートソース、ナポリタンが安く食べられました。
今では、なんか人気になって、どんどんチェーン店もできているキッチンABCも昔からありました。北口にあった店は、駅前の路地を入ったところにありました。オムライスだと少し高いのですが、チキンライスというメニューがあって安く食べられました。チキンライスは、ここだけのメニューだったかもしれません。
その後、店は巣鴨警察署の近くに移転して営業していましたが、現在は閉店しているようです。
南口店では、ピラフセットとかナポリセットとかがありました。
ピラフセットは、ピラフ、豚の生姜焼き、サラダ、小さな揚げ物がワンプレートになっているものでした。
ナポリセットは、ナポリタン、ハンバーグ、サラダ、小さな揚げ物のワンプレートでした。
いずれも1000円以下で食べらたと記憶していますが、現在はメニューから外れているようです。
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