おくびょうまめた
息子の国語の宿題は音読
毎日のように聴いていたので、それなりに覚えてくる。
まったく豆太ほど臆病なやつはいない。
もう五つにもなったんだから、夜中に一人でせっちんくらいに行けたっていい。
書き出しはこんな感じ。
全部で14ページと、まぁまぁの長編だ。
宿題の音読なので仕方ないが、聴いているこっちとしては、ツッコミを入れずにはいられない。
まず、豆太ほど臆病なやつはいないと言っている本人が豆太よりだいぶ年上なのに、一人でせっちんに行けない。
せっちんどころか、自分の部屋におもちゃを片付けるのも、パジャマを取りに行くのも、二つ年下の妹を引き連れて行くくらい臆病なのだ。
君は豆太より年上だけど、昼間でもせっちん行けないじゃん。と言うと、せっちんって何?
教科書に便所って書いてあるよ。と言うと、便所って何?
せっちんが分からないのはともかく、便所も分からないのか。。何だと思って読んでたの?
そーゆー世代か?
豆太はじさまの為に、医者さまを呼びに行ったが、あぁ息子よ。コンビニで買い物もできないのはどうなの?
回転寿司でセルフの水を取りに行けないのはなぜなの?
皿についてるゼリーを舐める。ドラえもんかっ!?
床に落ちたゼリーを舐める。妖怪床舐め。
音読の宿題お疲れ様。
読み終えたと思ったら「今日は違うやつ読む日だった。」との事です。