ランカスター ボードゲーム紹介
ヘンリー5世の治世。イギリスの領主の一人となった我々は栄誉を手にいれるためあれやこれやと頑張るゲーム、ランカスター。遊ぶ機会があったので振り返りながら紹介してみようと思います。
自分が持っているのは全拡張入りの「ランカスタービッグボックス」
いやーでかいですね!今回は拡張を入れず素ランカスターを遊びます。
ボード全景。
個人ボードとイギリスの各州、奥には戦争中のフランスが見えます。
個人ボード。
このゲームの大きな特徴は
置いている他プレーヤーの騎士を
より強い騎士を置くことで追い出せる!
ちなみに白い駒は「従者」で、騎士のパワーを足し増し出来るのです。
もう一つの特徴は、各ラウンドで法律(ゲームのルール)を変える投票を行う点です。
法律を1つづつ確認して…
せーので出して判定!ちなみにキューブは一個一票!通らなかった法律は廃案になります。
この法律の効果でかなり有利にゲームを進められますが、「自分だけ得をするぞ」となると反対されるので、周りの流れに乗ったり、各州の貴族の力を抱えて投票権を得る必要があります。
このゲームの点の取り方としては、フランスとの戦争に参加したり、法案の効果で勝利点を得る他に貴族の点数というモノもあります。
この世界の貴族を沢山集めると0→1→3→6といった感じでゲーム終了時にボーナス点が入るんですね。この点数がなかなか大きいのでゲーム終盤は取り合いになります。
全体を通して、点を得る手段の豊富さや騎士の追い出し、法案の可否でインタラクションが強く、ともすれば人を選ぶかもしない。という一筋縄ではいかないゲームですが繰り返し遊びたくなる独特の面白さがあります。騎士のコンポーネントも大きさで強さがわかるという工夫がされているので視覚的にもわかりやすい!やはり名作だなという感じです。