|1102-1105|積み重ねて#日誌#07
毎週月・金曜日の20時更新 演劇ユニットせのびの稽古場の様子をお届けする日誌。
【11月2日(月)】
今日は気分転換として矢巾にある「やはぱーく」で稽古をしました。
日誌を書いてる石橋は稽古に参加しなかったので、撮ってもらった動画や音声を聴いての様子を書きます!
この日稽古をした場面は沈黙が訪れる時間が長く、次にどのようなことを言うのか、どのようなことをするのか、ワクワクしながら観ました。藤原がとてもイキイキとしており、2人の「押す、押される」様子がよく見えました。
役者2人というのは面白くて、相手が放った言葉にどう影響されるのかや、2人の距離感が物理的・精神的に変化する様子というのが伝わってきやすいです。
以前村田が言っていた「タイミングを掴む読み方」を実際に村田がやってみましたが、見ているのとやるのとでは全く異なるみたい。ですが、前回ビシバシと指導を受けていた髙橋は、なんだか少しずつ感覚を掴んできているようでした。上達がはやい!
「読んでいて気持ちいい間を探してます」と本人も言っていたので、話す時の衝動を掴むために色々と試行錯誤をしています。
少しずつではありますが試しながら考えながら、確実に掴んできているものがあるのだなと感じました。
【11月5日(木)】
演出の村田不在での稽古。
髙橋と藤原はひたすらに台詞合わせをしています。
台詞を覚えつつ、動きも覚えつつ。
台本を手放して台詞をしゃべってみますが、なかなかに覚えるのが大変な様子。
ニュアンスは合っているんですけどね…。
徹底的に覚えようと、何度も何度も同じところを繰り返しています。
演出がいない稽古場はダレるわけではないが、緊張感はなかったかもしれない。
練習する役者たちと、その練習に付き合う美紀依さん。黙々と資料に目を通したり、作業をしたりする早織さん。その様子をぼーっと眺めて時折写真を撮る石橋。
緊張感のなさは緊張感のない制作が作ってしまったかもしれませんね。
そろそろ台本を放して、全部通した状態での作品を見てみたいところ。
そのためにまずはいろんなことを覚えないといけません。
実際に動きながら台詞を覚える派の村田と、台詞は台詞で覚えきりたい派の髙橋・藤原。
それぞれのスタイルがあります。
稽古場では場面ごとの様子しか目にしていないため、全部通したものがどのような出来上がり具合になるのか非常に気になります。
本番まで3週間をきっていますので、どんどんと完成度を上げていくところです!
【番外編:ダンスダンスダンス!】
以前の稽古。美紀依さんのピアノの音に合わせてダンスをする藤原です。
ふざけながらダンスをしている部分もありますが、そうやってふざけられるからこそ、見ていて興味深いものになっています。
いろんな動きが次々に出てきて藤原のコミカルさに磨きがかかっています。
👆やはぱーくの稽古の後、イオンで買い物をしようとしたらお店が閉まっていて入れなかった人たち。今週末も気合入れていきましょう!
次回の投稿は 11月9日(月) です。
ではまたここでお会いしましょう!
〈文・写真 石橋奈那子〉
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